木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

家づくりストーリー情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

ピアノの音色と薪ストーブの炎を楽しむ家

 

 

マンション暮らしは、快適と言えば確かにそういうものです。特に一階や最上階でない部屋では、夏の夕方に帰ると室内はひんやりしているし、冬の日もドアを開けるとどことなく暖かいのです。しかも、セキュリティは万全、共働きにとっては都合の良い生活空間ではありました。しかし、年数が経ってくると、いろいろなものが増えだしクローゼットをフル活用しても、部屋にあふれ出してきました。ものが片付かない煩わしさのほうが、快適さを押し切ってきます。どこかで新しい暮らしを、という時期、たまたま良い土地が見つかりあこがれの住暮楽さまに出会うことになりました。

その少し前に見つけた土地は、そこそこの広さはあったもののいまひとつ納得いかず・・・キャンセルしようということで、不動産の方には、別の土地を探しますとお伝えしました。数週間後、先の土地の近くを打診され、今の土地に決めたのですが、二区画に分筆していただくと、間口、奥行きバランス良い土地になりました。背中に竹林の小山がありますが、逆に落ち着いた場所であると判断、契約に至ります。そして、すぐに住暮楽さまの事務所に足を運びました。

午前中にいきなり電話をさせていただき、その夕方にお伺いしました。水曜日だったと言うこともあり、八郎さまに対応していただき家造りのノウハウをお聴きすることに。自分たちの知らないことをいっぱい教えていただきましたが、家造りの哲学とも言えるものに触れ、今まで家を外観でしか見ていなかったイメージの貧困さをひしひしと感じることになります。特に断熱・蓄熱に関する発想は、マンションの快適さを上回るとのこと。

ご自宅を「お家別荘」と名付けられていましたが、とにかく「うちに居たくなる」家づくりをされていることに大きな期待が膨らみました。

その次の事務所、洋介さまにお会いしたとき、こちらの意向をお伝えします。「薪ストーブのある広いリビングに繋がったピアノ部屋」これは自分たちが何度か訪れた北海道のペンションをイメージしたものです。本当に勝手なことをお願いしました。その時の洋介さまは実に愉しそうな表情をされていて、大きな課題があればあるほど、よりクリエイティブになられるようでした。「うーん、考えてみます。」

さて、プランができてお伺いしますと、カラフルでポップな図面が。こんな間取りがあったのか、大喜びしました。「ご希望があれば、いろいろ変更しますので。」美しい図案のラミネートを持ち帰り、ふたりで薪ストーブの位置、吹き抜けの場所などいろいろ考えてみても結局最初のアイデアに戻ります。階段まわりの回遊性も実に素敵でした。吹き抜けからのキャットウォーク、部屋干し家庭には最適でした。

次にお伺いすると、プロジェクターに大西さまによる3D映像が。しかも季節や時刻による日当たりまでイメージさせていただきました。この丁寧な対応こそ住暮楽さまの優しさ、人柄を象徴していると・・・いろいろなスタッフの方の笑顔がすべての提案に浸透しているのかと、とても幸せな気分にしていただきました。工事が始まる直前に、プロジェクトのグループLINE。多くのスタッフとの一体感をこんなところからもつなぐのかあ・・・。

さて、工事が始まります。上棟までにも何度か足を運び、予定している間取りの場所を確かめます。そこにリビング、ここにピアノ、あの辺がウッドデッキ、家を作っていただくというのは、コンクリートの土台から愉しいのですね。上棟の日は二人とも仕事を休めなかったのですが、九時前には秋晴れをバックにクレーンの作業が始まった写真、そして一七時前にはクレーンの奥に立派にそびえる建物の写真、われわれの仕事場までそのようすを届けていただいた森さまにも感激でした。

いくつかの確認事項のために現場で森さまとお会いしながら、見事な職人気質のお二人、野村さまにもお目にかかることができました。丁寧なお仕事ありがとうございます。想像していた以上に大きな窓から見える景色、窓は「あればいい」と考えていたものの、いえいえ「どの向きに何を望ませるのか」、そこまで工夫していただいていること、嬉しく感じました。住人以上に住人のことを考えている住暮楽さまの本領だと実感させられます。これほどまで厚く詰め込むのかと驚いたセルロースファイバー、実に美しい杉の床板、きめ細やかな珪藻土の壁、できていくほどに感動が積み上がります。こだわったピアノ部屋は大きな扉にまで防音の工夫がされていて、これ以上の意向は、なにもありません。

ここでは、まだまだ外構の感動をお伝えできませんが、きっとため息の出るくらいの素敵な家ができあがっていることでしょう。「お家別荘」完成です。ずっとずっと居ることにします。

(すみくらつうしん2020年3月号より転載)

 

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