木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

家づくりストーリー情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

広い吹き抜けから空を眺める家

京都に暮らして九年。初めて住暮楽さんの家を見せて頂いたのは、京都に来て間もない頃でした。妻から住暮楽さんの存在を聞きHPを眺めていたところ、構造見学会の案内を目にして訪ねたのが始まりでした。その後、経緯は忘れましたが、設計の洋介さんが住まい手の方のお宅を三軒案内してくださいました。それぞれに住み心地の良さそうな、どこか楽しく温かみのあるお宅で、家を建てる予定はなかったものの「いつかあんな気持ちのいい木の家に住めたら」と思うようになりました。住暮楽さんは基礎や構造、断熱といった家の土台から安心してお任せできることも大きな魅力でした。

家づくりが動き出したのは一年半前。子供の小学校入学を控え、京都に家を建てるのか、いずれ故郷に戻るのか、それまで賃貸か。迷いながらも探し始めたところに分譲地が売り出されました。それも自宅の目と鼻の先に。この辺りの環境は気に入っていましたが、滅多に売地が出ません。迷っている暇はない、と相談に伺った先が住暮楽さんでした。社長はすぐに土地を見に来てくださり、アドバイスいただけたことも後押しとなって土地契約。気持ちが追いつかないほどの急展開でしたが、徐々にここ京都に根を下ろす実感が湧いてきました。

ほどなく始まった設計打ち合わせ。自分たちの要望を整理していたつもりでも、キッチンの配置や駐車場の向きなど後から気になることが出てきては大幅なプラン変更が重なり、契約日当日にも急遽契約を延期していただくことに。大変ご迷惑をおかけしましたが、洋介さんは「頭も心も納得して建てられるように」「いろいろ検討した結果、これがベストと思えることが大事」と、その後も最終案に落ち着くまで、根気よく付き合ってくださいました。

 

当初は一階で完結する形が希望でしたが、二階リビングなども検討をお願いしていた頃、良さそうな二階水回り案が浮かんだので早速相談すると、これなら一階に戻した方が、とその場で新たなプランに描きあげて「今までの案をより進化させた感じですね。うん。いいなぁ。」と洋介さん。また、その時さらりと描いてくれた外観や畳コーナー、床の間のスケッチにもそれまでにないワクワク感があり、新居のイメージが一気に膨らみました。初打ち合わせから五ヶ月、ついに基本プランが固まります。

プランの素案は、見学会でお邪魔したお宅のダイニングがきっかけでした。食卓の篭り感がなんとも心地良かったのです。我が家では、家族の集う食卓とキッチン+SHIPが、とてもこじんまりした「お勝手」になりました。また、奥まったアプローチや、吹き抜けをロフトまでぐるりと囲む階段は、元々は限られた面積を無駄なく使うアイディアでしたが、結果的に我が家のアクセントに。他にも、妻がどうしても欲しかった和室、私お気に入りの畳コーナー(途中から半分子供の遊び場仕様に・・・)と、いろいろな場所が楽しみな家になりました。また一階左官壁DIYは助っ人の力をお借りしながらも週末だけでは間に合わず、毎晩少しずつ。思うようにうまく塗れませんでしたが、ついつい夢中になって時間を忘れ楽しむことが出来、貴重なひと時を経験できました。そんな我が家も、私達がヒントを頂いたお宅のように何かしらお役に立てたなら幸いです。

 

ところで、現場から一軒挟んだお隣には、ご近所の友人家族が同じ住暮楽さんで新居を建築中です。女性陣同士は、お互い家の話になると止まらず、着工後はそれぞれの現場で図面が形になっていく迫力に共に感動していたようで、妻は「住暮楽さんの家づくりを二倍三倍味わえた」と喜んでいます。

ただ、今年の夏は特に暑さが厳しく、現場の皆さんには一層のご苦労があったと思います。そんな中、現場監督の森さんはこちらの様々な要望や気になることにきめ細かく応えてくださり、また棟梁の磯部さんをはじめ職人さんの丁寧で細部まで手の込んだ仕事ぶりに、本当に感謝しています。

 

そして共に現場通いした娘は、二階の壁の色や洗面タイルに意見が反映されて大喜びで、新しい家に夢膨らませています。スタッフの皆さんには、打合せや見学会で娘の相手をして頂き、大変お世話になりました。特に祐子さんには、人見知りの激しい娘が声をあげて笑って遊んでいたのにはびっくりしました。

いつも変わらない心配りが温かく、誠実でプロフェッショナルな住暮楽の皆さん、関わって下さった皆さん、本当にありがとうございました。毎晩のように通って作業の進んだ所を探す楽しみが終わってしまうのは寂しい気もしますが、今は家族の思いが詰まったこの家での新しい暮らしがとても楽しみです。

 

これからもどうぞ末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

(すみくらつうしん2018年10月号より転載)

 

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