木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

家づくりストーリー情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

長年見学会に参加しついに実現した家

いつかあんな家に住みたいなぁ

夫の仕事の関係でユースホステルのペアレントハウスに住んでいました。その頃、「渡辺篤史の建もの探訪」というTV番組を二人で見ては「いつかあんな家に住みたいなぁ」 「無理やなぁ」と、ため息つきつつ話していたものでした。 その後、中古の建て売り住宅を購入し、今の地に住み始めましたが、その頃は注文住宅を建てるなどとは考えもしませんでした。子どもも成長し、思春期になり親と出掛けることも無くなった頃でしょうか 「OMソーラー」という言葉を知りました。「良い結婚した当初は中古マンションを経て、なあ、こんな家に住みたいなあ」と家を建てる予定も無いのに、夫婦で見学会へと行くようになったのでした。 まずは、D建設のモデルハウスに行ったのが始まりでした。でも「遠い将来、いつか建てたい」と話したからか、全く客として相手にされませんでした。

 

私たちの家もこんなふうに

市内でOMソーラーの家を建てる工務店のもう一つが住暮楽さんということで、今度は住暮楽の見学会に行くようになりました。お金のことも何の目処も立っていない状態でしたが、 すてきな家を見させてもらうのはとても楽しみなものでした。そうして何年も経っていきましたが2010年右京区のIさんのお家を見せていただいて 「私たちの家もこんなふうに建て替えができるかも」と淡い希望を持つようになりました。 その後、スタッフの上野さんのお家を見て、ちょうど我が家と同じ位の敷地面積だったのでとてもイメージしやすかったのです。狭さを感じさせなくてのびやか、赤いダクトが印象的で外観も好みでした。 こんな風に建て替えたいと思いました。それでも今の地に建て替えることについてはいろいろ考えることがあり迷いに迷いました。新たな地を求めるのかどうするのか、ウダウダと迷って二年近く過ぎました。 その間にも住暮楽以外の会社の見学会が近くであれば見に行っていましたが、いくつか見てやはり住暮楽さんでOMの家を建てたいという思いがはっきりしました。 子どもも巣立ちの年齢にもなり、この地で終の棲家を建てようとようやく決心し、何年越しのことになるのでしょうか、家を建てることになりました。

 

どんどん具体的になる家づくり

二週間おきの高田さんとの設計の打ち合わせでどんどん家づくりが具体的になっていきましたがそこで早速問題が起こりました。現在の土地では、南向きの屋根が作れないので、 OMはあまり効果がないかもしれないとのこと。「ここで建て替えなはれ」「OMも大丈夫」と社長さんは太鼓判を押してくださったのに〜とがっかりしましたが夫は粘りました。 シミュレーションをして確認してほしいと再三訴え「OMがつけられないなら土地探しからの振り出しに戻るしか無いなあ」と思って居たところ、 どうにか効果が得られるだろうというシミュレーションの結果が得られ、ほっと胸をなで下ろしました。 設計も出来、次は解体、これはご近所の方に本当にご迷惑をおかけしました。解体のことに加え、慣れない仮住まいの生活でこの時期は本当にしんどかったです。 ようやく解体が済んだと思ったら次は地盤調査で、地盤がゆるいため強化せねばならないということで思わぬ出費となりました。 次から次にいろいろありましたがようやく上棟の日を迎えられた時は本当にうれしかったです。そこからどんどん進んでいくのかと思いきや、私の感じ方ではどんどんとは進まなかったですが、 それはきっと住暮楽さんにとっては予定通りで、順調に工事は進みました。その間ご近所の方に「木のいい香りがする」「大工さんの仕事がとても丁寧」と言っていただき何とも誇らしく嬉しいことでした。 仮住まいが近くだったので朝夕見に行っていましたが、本当にきれいに仕上がっていくあちらこちらを見るのが楽しみで日々の喜びでした。 家族で「今日はこんなふうになっていた」と家のことを話すのが日課になっていました。

 

見えない所でも多くの力が

いつしか季節は春から夏となりいよいよ8月には壁塗りをしました。私はとても楽しみで、自分ではきっと上手に出来るだろうと何の根拠もなく思っていて、やる前から夫に自慢気に話し、 「住暮楽の壁塗りボランティアでもしようかな」などと話していましたが、とんでもない、やってみたら私には難しいことでした。 やる気はあったのですが技術的なことに加え根気、集中力、体力がさっぱりなくておまけに飽き性でした。仕上がりを見てがっくり、テンションは下がり、その上「壁塗りはいつの日も雨」 と歌ってしまうほど壁塗りの日は雨で気持ちもどんより。 それでも高い所や階段の壁塗りに洋介さんと森さんが来られた日には晴天で、その日は長男と夫が頑張ってくれました。 「ここは森さんが」「ここが洋介さん」と言われるまでも無く一目瞭然、お二人の所と家族の所は大違いですがそんなことも壁に刻まれ良い記念になりました。 今までいくつかの家に住んできましたが、今回初めて設計からの家作りをしてみて本当にたくさんの方のお力を得て、それは現場でお世話になる方はもちろん 、見えない所でも多くの方のお力もあってこうして家が建つのだなあと改めてしっかりと実感することができました。

 

終わりに

完成予定まで一ヶ月を切りました。外壁工事も済み、建具も入り、どんどん進んでいきます。一階の間取りは上野さんのお家の空間の使い方を参考にさせていただき、 夫たっての希望だった書斎が狭いながらも実現しました。戸を開ければ広々としたスペースになります。2階のキッチン、リビングは明るく開放的になりました。 あこがれの対面キッチンはできなかったですが、念願の作り付けの食器棚を作ってもらい良いキッチンになりました。 更地になった時、上棟した時、始めのうちはその度々に「狭っ」「ちっちゃ」と言って夫を嫌がらせていましたが、狭いながらも住み心地の良さそうな家がおかげさまでできました。 ものぐさな夫婦ですが今までしてきたことがなかったメンテナンスもしっかりして大切に住んでいきたいと思っています。 お世話になった皆様、ありがとうございました、今後もどうぞよろしくお願いします。

(すみくらつうしん 2014年9月号より、転載)

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