W様 |
京都府向日市 ★2006年8月完成 |
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我が家は通称「風の通る家」と名付けられました。風の通り道を考慮して窓を配置していただいたので、特に夏場は気持ちの良い風が通ってくれて、午前中は全くエアコンを使いません。午後は確かに暑くなってきますが、耐えられない程ではないので、エアコンを使うのは、人が多く集まった時位です。夜は全くエアコンを使いません。寝室にはエアコンがないので扇風機全開で寝ています。
主婦にとって、晩御飯の支度の時が一番暑いかと思うのですが、我が家はキッチンの窓も大きく作って頂いているので、心地の良い涼しい風が流れ、快適です。
住暮楽の家は全てそうですが、我が家の床も天然木です。
とにかく気持ちが良い。冬でも新建材に比べると冷たくないので、子供たちはよく裸足になって遊んでいます。子供の友達は、よく靴下を忘れて帰る。帰り道、寒いに違いない。 去年の冬から石油ストーブを使用していますが、一度暖かくなると、床も暖かくなり、翌朝まで暖かさがある程度残っているので、布団から出てうろうろするのが苦になりません。 住み始めたころは、子供たちが付ける傷や食べこぼし、落書きなどをすごく気にしていましたが、いつの間にか気にならなくなり(あきらめ)、3年たった今、床は傷や汚れがなじんで、とてもいい風合いになって気に入っています。
幼い子供の気配もよくわかり、どこにいても危険を察知しやすい。
友人によると「この家、一歩入ってしまうと、どんどん中に入ってしまう。」「玄関でさよならするつもりだったのに、ついつい入りやすくゆっくりしてしまう」「子供がトイレだけ借りるつもりやったのに、真剣に遊び始めてしまった」
いいのか悪いのか分かりませんが、お客さんにとってもopenな家のようです。
また、コストダウンのために壁を少なくしてもらった結果、2Fが気持ちのいい空間になりました。寝室と洗面所のつながりが特に気に入っています。 仕切りがないので、家族の一人がインフルエンザなどになっても隔離する部屋がありません。しかし、今まで一度も家族内感染をしたことがないのはなぜでしょう? 玄関入ってすぐの階段の下を収納スペースにせず、あえて空間にしたことによって、広々とした玄関&リビングになりました。
我が家のお風呂は2階ですが、風邪通しもよく、なかなかカビません。特に夏場は、強い西日を浴びて、日光の力で殺菌してもらっている気がします。お風呂掃除が嫌いな私には、とてもよかったと思います。
洗濯機も2階(風呂水洗濯の為)その隣に、ウォークインクローゼット。その続きにベランダ(物干し場)という設計にしてもらいましたので、洗濯、物干し、取り入れ。そして引き出しに直すところまで楽ちんです。着替えを持たずにお風呂に行っても大丈夫なことも使い勝手◎でした。
両側がopenになっているロフトは解放感抜群。さらに互い違いになった屋根の北側にそこそこ大きい窓を付けてもらったので、とても明るいロフトになりました。天井もある程度高いので、窮屈でなく、子供の遊び場になっています。大人でも無理のない姿勢が保てる天井の高さなので、収納としても貴重なスペースです。
設定当時も考えるのが面倒くさくなって(笑))フリースペースとして置いてあった2階の半分ですが、上の子が小学生になるので、とうとう一部を学習スペースに進化させることになりました。子供の成長に合わせて家も成長させられることも住暮楽の家の魅力かなと思います。
左:改装前 上:改装後 子どもの勉強スペース |
(すみくらつうしん 2010年1月号より、転載)