I様 |
京都市北区 ★2009年2月完成 |
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我が家は住み替えです。子供たちも大きくなり、考えてみると一緒に家族としてベタベタできるのも、あとわずか？ あともう少しなら尚更、「楽しくて気持ちいい家に住めたら」そんな気持ちがふくらんできたときに、希望の土地が見つかりました。
「自分達の好きな家、建ててもらうぞ！」と意気込んだものの、すんなりと好みの建築屋さんはみつかりません。みつからないまま悶々としていたある日、ふと「ＯＭの家」でＰＣ検索。すると「近所にあった！」それが住暮楽さんでした。早速に、見学したＷさんち（向日市）がすっかり気に入り、わくわくと社長とご対面〜。そこで、自分たちが建ててほしい家の説明を…と思っていたら、社長は「うちではこれから九四に決めました！」と宣言。あれ？先にきめられちゃったぞ？？
普通の家の建築（モジュール）のサイズは九一センチ。それより少し大きく三センチをプラスすることで「実にゆったりするんですよ〜」とても嬉しそうに話されるのです。しかも「床板は（厚さ）四センチにします！」なんかすごい。思ったより、とても楽しくなる予感がしました。
打合せの時は、私たちはとてもお利口さん（？）でした。毎回とてもスムーズにいったと思いますが、実は打合せの度に頭の中はビックリマークでいっぱい！
初めて設計担当の高田さんに会った時です。「（いろいろ希望があると思いますが）言うことは聞きません」ときっぱり。そんな信念？の宣言に社長の時と同様に、「楽しくなりそうやん！」と帰り道ゲラゲラ笑っていました。
住暮楽さんに出会う前に、何件か建築会社と打合せしたのですが、全く希望の通りにいかないばかりか、予算が合わない、オプションの押し付けの連続で辟易していました。
開放感のある空間・土間玄関・木肌を生かしてほしい・タタミスペースが欲しい・できたらＯＭも…。プランの希望と出せる予算をドキドキ伝えると、高田さんは少し考えて「小さくなってもいいですか？」…この言葉で「もしかして、全部出来るかも！？」私達の希望がわかってもらえてるっ！と感激した瞬間でした。
そして待ちに待った図面が♪
「中庭がある！」またビックリ。
ずうううっと前、家の住み替えの話など無かった頃「中庭のある家にしたいね〜」「またまたそんな夢みたいなこと〜」と話していたことがあったんです。
「家の中に外があるって雰囲気ですね〜。雨の日とかデッキに雨粒が落ちたりして実にいいんですよね〜」と高田さんが嬉しそうに話される。くやしいかな、そんな提案にうっとりしてしまいました。
またある時、二階の窓際スペースに「ここにカウンター付けましょうか♪」と提案。ちょうどその前日に「ここにカウンター欲しいね、明日高田さんに言おう」「いやいや、こっちから言わなくても、何か出てくるで！」はい、出てきました！私達の会話は聞かれているかも？なんて何度も思いました。
提案してもらったプランがいちいち私たちの好みだったので、住暮楽さんに言いなり状態だったでしょうか？「なんか違うこと言いたいのに、文句ないね」私達にとって、とても幸せな出会いだったのですね。
今年の二月で住んで一年経ちました。二回目の春の花や葉がすくすく大きくなり沢山出てきて感激。家も馴染んできているようです。
実は、中庭のデッキはあまり使っていません。でも「家の中に外」があって豊かなスペースですよ。
土間の玄関はとても使いやすいです。クラブで泥んこで帰ってくる子ども達がそのまま家の中に入れるし、脱ぎ着もできちゃう。すぐにそこがリビングなので顔を見てしゃべれるのはとてもイイです！開放的なリビングでは、キャッチボール（やめてぇぇ）、相撲、ボクシング等など、体を使って遊べます。
あ、でも、広いリビングになったのに、小さな畳スペースに結局みんな集まってお茶するのが好きですけど、いまだに（笑）。畳サイコー！
お気に入りは、階段スペースの筋交い丸出し＆金具。構造が見えているのは面白い！特に男性に人気です。分厚い杉板の床もいいですね〜。もう傷だらけですが（ごめんなさい）、美しい天然木に毎日触れられる！それが一番の贅沢かな〜と思っています。掃除するたびにニヤニヤしてしまいますね♪４センチバンザーイ！
少し困ったことは、戸や壁が少なくて、会話や物音が筒抜け。どこに誰がいるか、すぐにわかっていいけど、今年の長男受験の時には「子ども部屋に扉つけなかったのはあかんかったかな？」と思いました。でも勉強中は、家族同士が静かにする。ＴＶも消す。そんなことで乗り切りました。家族で思いやるのは当然ですよね。（兄ちゃんも「うるさい！」とは怒るものの「戸をつけて」とは一度も言いません。）
ＯＭ設備が効いているのか、今年の肌寒い春、寒くなく毎日心地良く過ごせています。「玄関あけたら、家全部がワンルーム」のような我が家は、想い描いた楽しい家になり、満足です！
これからも、楽しい家を建ててくださいね！
期待してます〜住暮楽さん♪
（すみくらつうしん ２０１０年５月号より、転載）