「日本の家の問題点、パッシブな解決策、家を長持ちさせる急所」について分かりやすく説明します。
都合のつかない方には個別に対応します
生活を変えたくて
家を新築や増改築したい。
よい家を建てるために
勉強が必要というけれど…
誰しも長い住宅ローンを借りてつくる一生住む家なので失敗はしたくないものです。
教室では、住暮楽が積み上げてきた経験に基づいて「何故こうするのか?」家づくりの骨子を説明します。これを聞くことで家づくりの太い道筋が見えてきます。
「住まい教室」の内容
- 日本の家は何が問題なのか
- 断熱気密と温熱環境
- 効果的な地震対策
- 木や自然素材について
- 丈夫な家が長持ちするとは限らない、長持ちの秘訣
- 小さな家に広々と住む
- パッシブな家づくり
統計によると日本の住宅寿命は30年。しかし30年でバタッと倒れる家は無いので、建替えたくなった時が寿命です。従って、寿命は必ずしも丈夫さに比例しません。
寿命を伸ばすには丈夫にすると同時に愛される家にしなければなりません。
会長みずから約60枚のスライドを使って、「日本の家の問題点、パッシブな解決策、家を長持ちさせる急所」について分かりやすく説明します。
日本の家の問題点
暖房の効いた部屋でコンセントに線香の煙を近づけると、煙がさーと横に流されるのが分かります。コンセント穴や周囲の隙間から風が吹き込んでいるのです。
日本の家のほとんどは壁の中に冷たい空気が充満していることをご存じですか?この空気は床下や天井裏を流通し外気にもつながっています。暖房を入れると部屋の空気は暖められて、すぐに密度が下がり始めます。すると間髪を入れずに壁の中を流れていた冷たく重い外気が圧力差によってコンセント穴等から押し入って来るのです。
パッシブな解決策
太陽、風、木、大地の熱、、、身の回りのありふれた自然を生かすのがパッシブですが、そのためには自然現象の基となっている物理原則を理解しなければなりません。
家を長持ちさせる急所
木造住宅の長期耐久化を図ろうとするとき意外な盲点となるのがコンクリート基礎です。一番下にあるので取り替え出来ませんし、後から補強するのは非常に難しい。従ってコンクリート基礎は失敗が許されない部分ですが、その割に施工者の関心が薄いのが実態です。
良質な生コンでも漫然と施工すると、そのコンクリートは推定寿命30〜40年。ところ同じ生コンでも施工のやり方一つで数百年まで寿命を伸ばすことができるのがコンクリートの特質です。