いかがお過ごしですか?
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
フェアランズからお便り
F(夫)&G(妻)ファミリーから素敵なお手紙が届きましたので、ここに掲載させていただきます。
(F&G様の家づくりストーリーはこちら)
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住暮楽のみなさま
生まれ変わったわが家に暮らし始めて早くもふた月になろうとしていますが、おかげさまで毎日快適に過ごしています。この間ぼくたちも家に親しみ、また家のほうもぼくたちに合わせて姿形を少しずつ整えてきました。
最初にお伝えするのは家の名前です。それはフェアランズ[Fairlands]、そうわが家を名付けました。
「快清邸」とでも訳したらぴったりくるでしょうか。Gが子どもの頃暮らしていた家の電話局番の頭の部分なんですが、響きも意味もいいので採用しました。
ぼくにとって嬉しかったのはついに空中書斎から比叡山を目の当たりに見えるようになったことでした。ある日裏のお宅が植木屋さんをよんで庭の手入れをされたところ、茂った木の枝が落とされてくっきりと山頂まで姿が現れたのです。(なんとリビングのソファーからも座ったまま見えます!)
書斎に座っているとついつい比叡山を眺めてしまいます。特に冬の夕暮れ時赤々と夕日を受けていたかと思うとすぐにさあっとモノクロームに変わっていく姿は飽きることがありません。
また空中書斎の下は絶妙な納戸スペースです。普段よく使うわけではないけれど、要るときにはさっと出したり仕舞ったりしたいもの、にうってつけです。
この12月は例年より寒さが厳しく先日も真冬並みの寒波が来ましたが窓はまったく結露しません。わずかに空中書斎の窓の下辺に15ミリほどの高さのかわいい露がつくだけです。寒さのテストが済んで、もうこの冬は安心して過ごせそうです。と、思っていたら息子ともども軽いかぜをひきました。これは断熱とはまた別の話、ですね。みなさんもお気をつけください。
リビングには家具がきれいに収まりました。IKEAの家具との相性が抜群!ですね。もちろんもっとお値打ちの家具にも合うことと思いますが、わが家にはこれで大満足です。(組み立てはけっこう大変でした…)
Gが選んだカーテンもよく部屋に映えています。(これはなかなかのお値段でした)
本棚も測ったかのように本がきれいに並びました。あふれすぎないように今後も注意!です。全体に収納は充分以上で、まだロフトはすかすか、和室の押し入れも半分も使っていません。
玄関ホールから廊下〜階段の一続きの空間もやっと落ち着いたたずまいになってきました。八郎さんのアイデアで据えた暖簾がとてもいい「結界」になっています。キッチンの吊り回転棚も大活躍でGが喜んでいます。
おかげでできたすてきな吹き抜け空間には小さな生き物(?)たちが住み着いていますよ。ほかにも少しずつ豊かな、楽しい生態系ができつつあります。
フェアランズはぼくたちの生活をきりっと締めてくれるように感じています。以前よりもごはんを(少しだけ)ていねいにつくり、いただくようになりました。また音楽をずっと楽しむようにもなりました。これからさらにどんな変化が生まれるのか楽しみにしていきたい、と思っています。
かんたんなご報告でしたが、言い表せないことがまだまだあるはずです。また四季を通じてお伝えできれば、と考えています。
とてもお忙しくされていることでしょうが、近くまで来られる機会があればお立ち寄りください。フェアランズはみなさんにはいつもオープンですよ。
2017年12月23日
F&G
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