リノベーション物語
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
生まれ変わってびっくりの家
はじまり
僕-この先、どんな家に住みたい?
妻-そうやねえ、小さくても庭があって、果樹を植えて家庭菜園がしたい。毎日の料理が楽しくなる作業しやすいキッチンで、憧れのガスオーブンも欲しい。 陽当たりが良くて明るい部屋。フローリングはよくある嘘っぽいものじゃなくて、温かみのある木の床が絶対いい。まこさんはどう思ってるの?
僕-うーん、僕は自分の家にさえ住めたら、、、 家の造りより生活のイメージを話す妻。こだわり屋の妻とこだわりの無い僕。飼い猫は2匹。このまま賃貸アパートで窮屈な生活を続けるよりも、抜け出して自分の家を持つ夢を実現したい。
家探し
憧れは注文住宅だけど予算的に手が出せず、中古一軒家に的を絞ってインターネットで物件を探す日々。 ほどなく、京都東の山(トレイル)を遊び場としている僕には馴染みの深い比叡山系の麓、曼殊院にほど近い一乗寺に、狭いながらも小さな庭のついた物件を発見しました。 探し始めて一月足らずでしたがトントン拍子に話がまとまり、さあ次はリフォームだ!
住暮楽に決めた!
仲介の不動産業者に相談に乗ってもらいましたが、僕たちの要望そのまんまの図面、希望の予算そのまんまの見積りを見ていると、なんだか味気なくて、、、 妻は以前から知人に「こんな工務店あるよ」と教えてもらった住暮楽のホームページをよく見ていました。 こだわりの無かった僕も木をふんだんに使った家を見ているうちに次第に住暮楽に興味を持つようになりました。 敷居の高さを感じながらも思い切って事務所を訪ねてみると、妻好みの素敵な事務所。そこで働く皆さんのアットホームな雰囲気。もう絶対ここに頼みたいと思いました。
打合せを重ねて
初めての現地相談では、僕たちが気にも留めていなかった問題点をたくさん指摘されました。と同時に改善策もご提案いただきました。 窓が少なく薄暗い一階の居間に、「新しく窓を作れば見違えるように明るくなりますよ」と聞いた時、「そのイメージがふわーと浮かんで来て」この家のリフォームに希望の光が灯りました。 何においても物を選び決めることはエネルギーのいることだと思いますが、家づくりではそれが連続します。 不安と希望の入り交じったスタートでしたが、洋介さんに「どうにかなるでしょう」と笑顔で言われると、得も言われぬ安心感がありました。 打合せを重ねるごとに、イメージが出来上がって行き、次の打合せが待ち遠しく感じるようになりました。 洋介さんは「どんな家にしたいか」というより、「どんな暮らしがしたいのか」ということに重きを置いて相談に乗ってくれました。 それはまるで「僕達が理想とする暮らしを発見する旅」だったような気がします。 工事が着工してからも何度も現場で新たな提案がありました。古家のリフォームならではの問題も出てきましたが、その都度洋介さんと現場で指揮を執る峠原さんが相談しながら最善策を講じて下さいました。
もうすぐ
この原稿を書いている時点ではまだ出来上がりを全部は見てませんが、きっと想定以上の満足の家になるだろうと確信しています。 結果的に家づくりはたいへん楽しい仕事でした。住暮楽の皆さん、工事にかかわっていただいた職人の皆さん有り難うございました。新生活が本当に楽しみです。
(すみくらつうしん 2014年5月号より、転載)
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