家づくりストーリー
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
やっぱり新築にしました
新築のきっかけ
私達が住んでいたのは、15年ほど前に購入した中古物件です。基礎と一階部分を直して住んでいました。 最近、近所で新築の家が多く建ち始めて、前ほど日当たりが良くなくなりました。と同時に、昔の家なので、夏の暑さや冬の底冷えが堪えていました。 さらに各地で起こっている地震を見て、耐震性の心配もするようになりました。 これらをどうしよう?と考えました。リノベーション、それとも建て替え・・? 費用の面を考えると、リノベーションの方が良いかとも思いましたが、直す場所によっては連動して他の場所も直さなければならず、中途半端になってしまうのでは? と考え、また新たに駐車スペースも欲しかったので、思い切って建て替えることにしました。
住暮楽さんとの出会い
新築にあたって私達の希望として、
・木のぬくもりや香りが感じられること
・風が通り、光を感じられること
・昼寝ができる畳の部屋があること(これが一番かな?(笑))
・耐震性や断熱がしっかりしていること
・設計だけして工事は他の工務店に丸投げしていないこと
・建ててからのメンテナンスがしっかりしていること
あげればきりがないのですが、どこからスタートすればいいのかわかりません。一度、完成した家を見ることができたらいいのにと思っていました。 そんな時、新聞のチラシで「完成見学会」の字を見つけました。「住暮楽という名前の工務店だけど、一度行ってみる?」 その時は都合が悪くて行けなかったのですが、住暮楽さんのことが気になり、ホームページで次回の完成見学会の案内を見て行くことにしました。 その時は正直言って、新築の家を見たら私達の建てたい家が少し見えてくるかな?と思っていたくらいで、聞きたいことだけ聞けたらええかなと軽く考えていましたね。
しかし、完成見学会に行って驚きました。目に飛び込んできたのは「木」、まさに「木」そのものだったのです。木造なので木があるのは当然ですが、 梁はかくさない・床は杉で温かく・壁は珪藻土など。まさに自然でぬくもりを感じました。 感心していた時に話しかけてくださったのが洋介さんでした。初めてお会いしたにも関わらず、洋介さんに耐震性・断熱材・使用している材木など色々質問しました。 そういう質問に洋介さんは丁寧にわかりやすく答えてくださいました。気が付けば、どっかり畳に座り込んで(笑)30分以上も話をしていました。 また、実は私達の知り合いの方も住暮楽さんで家を建てられ、近々完成見学会をされるのを知り、親しみと安心感がわきました。そして見学会から帰ったその日の夕方、 家の近くで信号待ちをしていると、住暮楽さんのトラックが前を通り過ぎたのです。これも何かの縁だったのかもしれません。 その後、何度かお話を聞いて疑問に思っていたことがクリアされ、私達の望んでいる家を、住暮楽さんになら建てていただけると決断したのです。
設計~完成
設計はもちろん洋介さん。打ち合わせは家まで来ていただいたり事務所に伺ったり。当初は二週間に一度のペースでした。(時には毎週あったかも。) 事務所まで比較的近いので行くのは苦にならなかったですね。 洋介さんには私たちの希望をすべて話し、暮らしていく中での生活の変化まで考えて設計していただきました。 打ち合わせの度に何度も変更や保留、見積額をもう少し安く等・・色々要望しましたが、それを可能な限り実現してくださった洋介さんには感謝の気持ちでいっぱいです。 「家づくりは楽しいんですよ」と話しておられたのを今でも鮮明に覚えています。 今まで住んでいた家の解体にあたっては、途中で見ないようにしていました。 15年とはいえども思い入れがあるので解体されていくのを見ると涙が出てくると思いました。 建てるにあたっては現場の方にお任せするしかありません。住暮楽さんのスタッフや長年一緒に仕事をされてきた業者の方を信用していました。 (あれだけの家を建ててこられたわけですから。)現場監督の森さんには全幅の信頼を置いていました。相談事項はわかりやすく説明した図をメールで送って下さったり、 こちらからの質問には遅くても翌日には返事がきました。他の家の現場監督もされて忙しいにも関わらず、です。
終盤になってDIY。山崎さんに助けてもらい何とかできましたが、想像以上に珪藻土を塗るのが大変でした。二日にわたって塗りましたが、一日は雨、 もう一日は雪(十㎝以上の積雪)。二日とも寒いやら冷たいやらで、「雨なら仕方ないけど、なんで雪まで降るねん」(苦笑)。 とは言うものの、雨と雪が降っている中での下手な出来栄えの壁も思い出になっていいかなと今では思っています。 (ちなみにDIYをした日の夜は夢にまでDIYをしているのが出てきました(笑))
もうすぐ完成
もうすぐ完成します。どんな暮らしになるかな?と期待でいっぱいになります。 今まで暮らしていた家での思い出を忘れず、新しい家での思い出を家族でつくっていきます。 住暮楽さんをはじめとして、色々な方のおかげで私達の望んだ家が完成します。あの時の新聞のチラシを見なければ、今はどうなっていたかわかりません。 出会いって大切だと実感しています。 最後になりましたが、住暮楽さん本当にありがとうございました。皆様お身体を大切にされてこれからも素敵な家を建ててください。 これからはメンテナンス等でお世話になります。なが~いお付き合いをよろしくお願いします。
(すみくらつうしん 2017年2月号より、転載)