スムーズな家事動線で快適に暮らす家

このお家の完成見学会を開催します（予約制）

2025年3月15日(土)

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冬を暖かく過ごしたい思いで、私たちの家探しは始まりました。
便利な立地のわりにお手頃な家賃が魅力の築古のマンション。結婚を控えた当時の私たちは、「いつかはマイホームに引っ越そう」と頭の片隅で考えていて、築年数はあまり気にせずにこの物件を借りることにしました。住み始めたのはある年の夏。鉄骨で、風が通るこの部屋は、冬になるとよく冷えました。とはいえ場所は便利で、なんだかんだで住み続けていると、そのうちに経年劣化で配管が故障してしまいました。長く使えば修理は必要になるもの。仕方ないと理解はしているものの、大家さん都合での修復工事に対応するのがとても大変だったのに、工事後はどこかの隙間から入ってくる冷気が余計に増したようで、「いつか」だったマイホームを遂に真剣に考えることにしました。

マイホームの絶対条件は、性能が良く快適に暮らせること。寒さを解消したいのと、大きな買い物なので長持ちする家であることは必須でした。その他の希望として、エリアは元々の住まいからは少し離れて京都の私（妻）の実家にアクセスの良いところを考えていました。また、全体のイメージとしては、木をたくさん使った家の雰囲気を特に夫が気に入っていました。
新居を探し始めた私たちは、いくつかの工務店やハウスメーカーのお話を聞きに行きました。住暮楽さんと出会ったのはその後半の方でした。初回の打ち合わせは事務所で、建築事例の写真を見せていただいたり、断熱や耐震、屋根や外壁の素材とメンテナンスなどについて教えていただきました。性能もデザインも犠牲にすることなく、見てきた中で一番バランスよく私たちの希望を叶えていただける印象を持ちました。打ち合わせが終わった後、一階のカフェで一息つきながら「もうここに決まりかな？」と思ったほどでしたが、そこは慎重に、他のメーカーとの比較も続けつつ、一度モデルハウスを見学させていただくことにしました。

モデルハウスにお邪魔したのは冬の寒い日でした。写真で見たとおりのかわいらしい外観と、玄関ドアを開けて広がる木に囲まれた空間が二人ともすっかり気に入りました。全館空調をつけて過ごさせていただき、肝心の性能面でも寒さを感じることなく快適に暮らせることを体感できました。後に「住暮楽で人気」だと伺ったその間取りは、偶然にも私たちが事前にある程度考えていた希望を実現したもので、実際に生活をするイメージが湧いてきました。それまでに他のメーカーのモデルハウスもいくつか見せていただいていて、どれもそれぞれに良いところがありましたが、自分たちがただいまと帰る場面を想像した時、それがこの家だったら良いなと一番思えたのは、私たちにとっては住暮楽さんの家でした。
ここまで来て、すぐに契約させていただいたかというとそうではなかったように思います。

まず、私たちの場合は土地を探さなくてはいけませんでした。すぐには良い土地に巡り会えずにいた中、住暮楽さんは契約前の段階でも空き土地について不動産屋さんに声をかけてくださったり、有力な土地が見つかった時にはすぐに見に行ってプランを作ってくださり、とてもありがたかったです。
土地の目星がついてからも、特に私がひとつひとつ納得して決めたくて、素人知識で浮かんできた疑問をお聞きしながら契約まで進めさせていただきました。回数が区切られたりすることなく、都度真摯に対応いただけたところが私たちにはとても合っていたと思います。これは契約後の具体的な打ち合わせでも同じでした。気になったことがあった時、すぐにWEBで相談をさせていただけて大変助かりました。事務所の皆さんや、現場で対応してくださっている皆さんがとても和やかで、マイペースな私たちでも話しやすい雰囲気の中、いろいろなことを決めていきました。

打ち合わせを重ねるごとに、きっとなんとかしていただけるだろうという気持ちが高まってきて、工事が始まってからはほとんどお任せで対応いただいています。時々見学するとどんどん家らしくなっているのですが、ここで暮らせるということがまだ不思議な気持ちです。

今回の家探しではいろいろな出会いがありましたが「高い性能を保ちながら、木の素材感を存分に感じられる家」が建てられるところに魅力を感じて、私たちは住暮楽さんに建築をお願いすることにしました。今、この文章を書いている２月は、関西のこのあたりには珍しく雪が降るほどの大寒波が到来していますが、次の冬は暖かく過ごせるのだと思うと本当に嬉しいです！私たちの新居は全館空調を取り入れたほか、効率の良い家事動線や収納、パソコン作業ができるスペース（SHIP）など、限られた坪数の中でたくさんの希望を叶えていただいています。きっと格段に生活しやすくなるこの家で、住暮楽さんの力をお借りして手入れをしながら、家族で長く暮らしていきたいです。

（すみくらつうしん２０２５年３月号より転載）

写真は後日掲載します。