木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

家づくりストーリー情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

前から気になっていた工務店

「ヒノキの家」と名付けていただいた我が家も 完成目前となりました。

実は夫婦とも、ヒノキが使われていることは上棟式まで全く知りませんでした。先導モデル仕様にする時に、構造材に国産材を使う事は聞いていましたが、まさかの総ヒノキ造り。身分不相応だと今でも恐縮しております。(もったいない〜。すみませーん。)

結婚以来、転勤、引越しを重ねてきたため、普通の方よりもとても遅い家づくりとなりました。

 

土地&住宅会社探し

母と一緒に住む家をそろそろ建てようと動きだしたのが2008年頃。
土地と住宅会社を、あーでもない、こーでもないと探し、紆余曲折を経て土地が決まりました。土地が決まってからも、どこで建てるかが決まらず、休みを見つけては、家族で住宅展示場などをまわりました。

初めて行ったのはOMソーラーシステムのモデルハウスがある住宅展示場。OMとの出会いは、子供が通っていた幼稚園のつながりからでした。
7年程前に伺ったお友だちのお宅がOMの家で、今でこそ木の家が増えていますが、その時は、木のぬくもりのある家は新鮮で、吹き抜けなのに暖かく、「お湯とり」などと言う言葉にも、引き込まれました。いろいろな季節のOMも体験させてもらい、また、システムが分かれば分かるほど、「なんて合理的なシステムなんだろう!将来家を建てるならOMの家!」と その時から決めていました。同じ幼稚園には偶然にも3人もOMの方がおられましたが、(D建設、○キデ工務店のOMの家)、どちらも本当にステキなお宅でした!

最初はOMしか検討していませんでしたが、同じ住宅展示場にあった、耐震住宅や、同じような木の家に惹かれた時期がありました。D建設さん→S工房さん→ ○ーベル、S水ハウス→高気密高断熱住宅(工務店)など3年間で、色々と考えが変わりました。しかし最終的には2年以上・・と一番お付き合いしていたOMのD建設さんで建てようということになり、いよいよ最終の契約をするかどうかのお返事が間際に迫っていました。

営業担当の方も親切で、お会いした現場監督さんも好印象!建てられる家はとてもスタイリッシュでおしゃれ。そんなD建設さんに、特に大きな不満はありませんでした。しかし、これと言った決め手に欠け、迷ってもおりました。そして、やはり大手さんなので 広告宣伝費や モデルルーム費が建築代金に上乗せされるので少し高い。規格化されていて、プランや仕様の変更に あまり自由が利かない。土地候補が変るたびに図面を引いてもらっていましたが、ここで建てたい!という 直感的な決め手になる「間取り」に会えなかったのも1つの理由です。

 

住暮楽さんとの出会い

その頃主人から「前から気になっている業者が1つある・・」と住暮楽さんのHPを薦められました。さらには、「住暮楽さんで家を建てるような気がする。」と言い出しました。HPの内容にはかなり惹かれましたが、契約間際のD建設さんとのつきあいもあり、かなり困惑しました。ただ、今まで家づくりに時間をかけた分、後悔もしたくなかったので、また、主人も一度話を聞けば、気が済むだろうと一緒に住暮楽さんの事務所に足を運びました。
住暮楽さんは、以前、偶然行ったことがあった「CAFEこのみ」さんを施工された工務店さんであることが後から分かりました。

住暮楽さんを訪れると、小さな事務所で、モデルルームもなし!
「あら・・・いいのではない!?」という2人の第1印象!
子供にとっても居心地のよい事務所でした。
HPでお名前を覚えたクラさんが、奥の方に座っておられる。
洋介さんとモモちゃんだ・・と 心の中で思う。

住暮楽さんの家造りに対する考え方に興味があった主人は、実際お会いして、今まで納得のいかなかったことなども理解でき、満足したようでした。
洋介さんの「○キデ工務店さんとなら じっくり迷ってください。ただD建設さんとは 一緒にしないでください。」という自信あり気な一言で なんだか グッときたようでした。

D建設さんへの返事も迫っていたため、先ずは図面を書いていただこうと、早速設計の申込みをしました。
(クラさんは、私達が住い教室にも参加せず、ろくに説明も聞かずに設計をお願いしたので、その時不信感を持たれたかもですが・・。)

高田さんの間取り図

早速OMシートに希望を記入し、しばらくして高田さんから図面をいただきました。色がつけてあり、とても新鮮!間取りは、すべて希望どおりではないけれど、かなり満足のいく内容でした。母も、とても気に入ったようでした。

建築費は我が家にとっては 予想通り高かったですが、社長さんの顔がみえない大手さんより、住暮楽さんなら信頼関係を築いていけそうだと思いました。
そして、長年おつきあいのあったD建設さんにお断りを入れ、住暮楽さんでお願いすることに決めました。

いよいよ家づくりがスタート

住暮楽さんでお世話になることを決めて、早速3件のお宅を見学させていただきました。それぞれ個性のあるステキなお宅で、我が家の家づくりがみえてきました。(皆さま、その節は有り難うございました!)
〜建てたいのはこんな家〜

吹き抜けのあるOM住宅!
風の流れを考えた家。
結露が少ない家。
収納が充実し 散らからない家。家事が楽な家。
母の独立した部屋。(来客時に プライバシーが守れる家。)
料理の匂いが2階に全部行かない方が嬉しい。
キッチンは 来客者から見えないものがよい。
★玄関は来客用と家族用に分ける。(玄関はいつでもスッキリ!)
★キッチンパントリーのある家。
家事が楽な動線
キッチン→パントリー→洗面→お風呂が直線で結ばれた家事動線の配置
★大型クローゼット(家族全員の服を収納できる納戸。衣替えをしなくていい家。)
★夜でも気にせずにピアノや楽器が弾ける防音室
キャットウォークや ワークスペース、中2階など ちょっと 遊び心のある家
★寝室は西側、それに隣接した書斎が理想。
★母の部屋は暑すぎない南以外の配置
洗面台は広めに。
子供部屋は北〜南の風が入る配置なら理想。
(できれば 東南に長女の部屋。南に次女の部屋)
キッチンの蛇口は伸びるシャワータイプ〜。
電気の集中パネル(一カ所で家の電気が全部管理できるもの。)
屋根裏収納、ロフト マッドルームなどがあれば理想。
シンボルツリーのある家
★外壁はガルバリウム
付けられるなら、地下に音楽室
IH(母の希望) 〜などなど。
(この他、ノート1冊分の希望がありました。)

★は絶対はずせないもの。

このような内容を 希望として伝えました。
家相風水が好きで、時々高田さんと洋介さんが 目を丸くされていました。
希望は果てしなくありましたが、お2人ともこちらの希望をできるだけ取り入れようと考えていただきました。ただ予算の都合もあり、また、時には高田さんに、
「過剰だと思います・・・。」「神さまはあまり信じなくていいと思います。」とあっさり、バッサリ切られながら、計画は進んでいきました。

音楽室や大型クローゼットが1階にできなかった事、家事動線の希望がずれた事などがありましたが、結果として、意外にこのほうがよかったかも?と思うことが多くなりました。

これまで、他の業者でお願いした間取りは、母の独立した部屋の位置づけが難しく(今までパティオでつなぐとか 離れにするとか いろいろな案がありましたが、限られた土地で独立した間取りというのが難しかった。)、なかなか良い案がなかったのですが、高田さん考案の間取りは、クローゼットでワンクッションをおくという、とてもよいものでした。
田舎で庭木とともに生きてきた母にとっては、母専用の庭は格別で、また昔から家の中の風の流れを気にする「風使い」の母には、満足のいく風の流れのある間取りでした。
今から思うと、必ず欲しいと希望するものが多かったので(防音室、大型クローゼット、希望の部屋の方角など)それがなければ もっといろいろ楽しいプランがあったと思います。(2階リビングなど)しかし、私自身は 大満足の間取りとなりました。

設計の事でお尋ねすると、高田さんの中には1つのイメージがあって、何を聞いても とても明確。はっきりと良い悪いを言われるので、分りやすかった。
洋介さんはよく勉強されていて、何を聞いてもきちっと分かりやすく教えていただきました。

 

いよいよ着工

その後、突然、主人が東京へ長期間の出張となったため、バタバタと段取りをし、地鎮祭だけ終えて 主人は東京に出発しました。ここからは モモちゃんと峠さんを中心に担当していただくことになりました。本当に沢山のアドバイスをいただいて、どんどん家がよくなっていきました。(ポリカ扉の変更、キャットウォークの追加、収納のアドバイスなどなど。)お2人のお人柄も素晴しく、現場でお会いするのが家族みんな、楽しみでした。また、かやちゃんは応対が丁寧で、仕事が早く、よく助けていただきました。

上棟には、主人は立ち会えず、メールの画像だけで 上棟を見ていました。「このケーキ(上棟で頂いたケーキ)を食べたかった。」と 何度か画像をみて言っておりました。上棟は感動的でした。

それからは、どんどん工事が進んでいきました。
現場にお邪魔すると、いつも磯部さんが明るく迎えていただきました。磯部さんをはじめ、大工さんの仕事ぶりは、本当に真面目で丁寧でした。仕上りも素晴しく、ビックリしました。キャットウォークの手すり1つでも、磯部さんはじっくり相談にのっていただきました。

サッシが入ると急に家らしくなり、OMのパネルがのった時も あまりの美しさに、我が家ながら惚れ惚れしました。黒のガルバリウムも、出来た時は、長時間みていても 飽きませんでした。靴箱などの家具、綺麗に貼られたケイ藻土クロスなど、家族で絶賛しました。

毎日ブログを拝見して、みなさんが建てられたお宅を参考にし、サッシ、ガルバリウムの色、軒下の色などを決めていきました。
色の選択は、すべて主人が担当。一時、ガルバリウムの色を銀色にすると言い出した時だけは、さすがにどうしようかと思いました。(ご近所の方、眩しすぎ〜・・。黒になってよかった・・・。)また、黄色っぽい玄関ドアや軒下も、ステンレスのOMのダクトも最初は抵抗がありましたが、仕上がるとなかなかおしゃれでした!(主人のセンスもなかなかのものだ。)

ガスがないのでオール電化にするかどうかも悩みました。(ガスがないイコール、オール電化だと思っていました。違いました。エコキュートが 思いの外大きかった!)

工事が進むにつれて、「あれもしたい、これもしたい」といろいろな要望(欲望?)が湧いてきて、予算オーバーという事態が発生しました。
費用を抑えるため、途中に何回も工事を削減したり、わがまま言いたい放題でしたが、モモちゃんをはじめ、皆さまが気持ちよくそれに応えていただき、本当に助かりました。
こんなに小回りが利くのも住暮楽さんならではと感じています。
終盤一番困ったのは 外構のお金不足、そして、火災保険という大きな忘れ物・・・。(今、外構、カーテン、電化製品をいかに削るか、悪戦苦闘中です。)

もうすぐ完成

まもなく我が家の完成お披露目会となります。
建具が入り、照明がつき、もうすぐ外構がはじまるところまできました。

この3年越しの家づくりには、色々な障害がおきましたが、(実家の売却が全く進まなかったり、急な転勤が続いたり、介護や病気など・・)いざ進んでいくと検討した時期が、長期優良住宅先導モデルの申込みの時期と重なったり、ローンの契約をした銀行が○○周年キャンペーン中〜などというおまけがついたり、OMのパネルリモコンが新しいタイプになったり(←これは関係ないか。)と、良いことも沢山ありました。これまで、本格的に家づくりが進まなかったのは、住暮楽さんとのご縁を待っていたのではないかとさえ思えました。

時間があれば度々現場にお邪魔していますが、みなさんいい方ばかりで、丁寧に仕事をしていただき、住暮楽さんにしてよかったと 日々感じています。
工事の際もご近所に丁寧に挨拶をしていただいたそうで、お隣の奥様も「いい住宅会社で建てられるのですね。」と感心されていました。
工事の方も とても気をつかって作業をしていただいたのだと思います。

これまでいくつか気になる事が起こりました。(浄化槽の設置場所、防音室の音対策、基礎のコンクリートのひび割れ、軒下から顔を出すネジ、・・・・など)
たいていトラブルが起こった時に、その会社の本質というのが見えるのですが、
住暮楽さんは 誠実に対応してくれています。(細かいことを言う、施主でやりにくかったかも知れませんが・・・。(^_^;))

 

楽しかった家づくり

家族みんなで参加させてもらった家づくりとなりました。子供たちも将来、「地鎮祭をしたな」「上棟はすごかったな・・」と思い出すことでしょう。先日も、峠さん力作のブランコに楽しそうに乗ったり、キャットウォークに腰掛け、足をぶらんぶらんとさせながら、完成途中の家をながめて「夢じゃないよね?」と喜んでいました。

大手ハウスメーカーさんで建てていれば、きっと車を買うような感覚で、業者が提案する枠の中での家づくりだったことは間違いないです。
「住暮楽」という建て主の希望を柔軟に受け入れていただける、私たちにぴったりの工務店をに出会えた事で、「我が家にとって住みごごちのいい家づくり」への道が開けたのだと思っています。

それなりに楽しかった社宅暮しともお別れで、はじめてのマイホーム。OMと土間クールがどのように働くのかワクワクします。これから、家族みんなで家を進化させていくのも楽しみです!外にブランコを置きたいな、家庭菜園をしたいなあ、芝生もいいな、春はチューリップで一杯にしたいな・・など、夢がいっぱいです!
クラさんをはじめ、祐子さん、住暮楽の皆様、工事関係者の皆様、本当に有り難うございました。(これからも宜しくお願いします。)

(すみくらつうしん 2011年2月号より、転載)

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