木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

家づくりストーリー情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

収納豊富で広々と暮らす家

◇ はじまり
十年ほど前、古家を購入し、この地に移り住みました。当初、不動産屋さんのチラシには更地として売り出していたほど家はボロボロでしたが、補修すればなんとか住めそうだったことや、床の間、えんがわなどがある昔ながらの和風の家にひかれたこともあり取り壊さずにしばらくその古家に住むことにしました。
その古家に暮らしてみると、冬は寒く、抜け穴だらけのその家の天井をネズミやイタチが走ったりすることもありました。また、壁に防音効果は殆どなく家の中の声が近所に迷惑になっているのではなどと気にしながらの生活でしたが、えんがわから庭を眺めていると心が和みましたし、その古家に愛着を感じるようにもなっていました。

◇ きっかけは
十年ほどその古家で暮らしていると、子供たちがそろそろ自分たちの部屋を欲しくなる年頃になってきました。また、お風呂や外壁の痛み、耐震対策、駐車場などのことを考えるとその家をなんとかしないといけないという必要性を感じ始めました。
そういった思いもあったことから、週末には、オープンハウスを見学する日が多くなり新しい家への思いは強くなりました。
そして、いろいろな家を見学した中で、住暮楽さんの木を基調とした部屋に魅力を感じました。

 

◇ 古家への愛着心
ところで、その古家に暮らすようになった時、近所を歩くと昔ながらの日本家屋の建物がたくさんありました。まるで大正時代の風景を見ているようにも思えました。しかし、この十年余りでその多くがいわゆる今風の建物に建て替えられました。時代の流れと言えば仕方がないのですが、伝統的な日本家屋の喪失に寂しい思いをしていました。私達が住んでいた古家は元々増改築等されていたので町屋と言えるような建物ではありませんでしたが、それでも和風の庭があり、床の間などの日本家屋の伝統的な様式の名残りは残っていました。
そんな思いもあり、新しい家に住みたいという思いと反面、古家への愛着を捨てることができませんでした。

◇ 決意
そんな中、今住んでいる古家をなんとかしないといけないという必要性を感じていた私達は、住暮楽さんと打ち合わせをすることにしました。その対応をしてくださったのが、社長の洋介さんでした。古家に愛着を感じていたことと家を新しくしたいという相反する思いをそのまま洋介さんに相談しました。すると、洋介さんは、リフォームと新築建て替えの両方のプランを考えてくれたのです。そのリフォーム案と建て替え案はどちらも魅力あるプランでした。古家の耐震性を上げる方法や外壁の補修のことなど親身にアドバイスしてくれました。その時、洋介さんが、いかに私達の思いを大切にしてくれているかを感じました。そして、いろいろと思い悩んだ末、リフォームではなく家を建て替える決意をしたのです。

◇ きめ細やかな家づくり
そして、建て替えに向けての住暮楽さんとの打ち合わせでは、前面に駐車場を確保しつつ裏庭も残してほしいとか、和風な感じにしたいけどおしゃれな感じにもしたいなどという無理難題を言ったりしたのですが、住暮楽さんは、その一つ一つに対して丁寧に対応してくれました。最初は、「こんなこと無理だろうな」などと思いながら言ったことでも洋介さんは「大丈夫ですよ。」などと快く答えてくれました。些細なことでも私達の思いを大事にしてくれた一方で家の基本的な構造にかかわることについてはきちんと説明してくれましたので安心して意見を言うことができました。「ここを吹き抜けにすると耐震基準を満たしませんよ。」などと指摘されたこともありましたが、そんな時も、私達の思いに答えようと耐震基準を満たしたいくつかの選択肢を提案され一緒になって考えてくださいました。
工事が始まってからは、宮内さんが現場の指揮をとりました。まだ若いにもかかわらず、しっかりとした方で古家の解体に始まり、地盤改良や基礎工事など工事の進ちょく状況をその都度丁寧に報告してくれました。そのため、家が建つ過程を家族で楽しむことができましたし、安心して任せることができました。
新しく建つ家は、古家のらんまを使用するなど私達の思いをふんだんに取り入れつつ、住暮楽さんの家らしくコンパクトで木のぬくもりを感じる心安らぐ空間になりました。(この記事を書いている時には)まだ家は出来ていませんが、週末になると工事中の家に行っては新しい家での生活を思い描き、今はその家に住むことが楽しみでなりません。

◇ 最後に
こうして思い返してみると住暮楽さんに家を建ててもらえて本当に良かったです。社長の洋介さんはじめ住暮楽さんのスタッフの方々は若い人が多くてアットホームな雰囲気な方ばかりです。そのような雰囲気の中だからこそいい家が建つのかなとも思いましたし、家づくりの過程でこんなにも住む人のことを考えて建ててくれているんだと感じました。すてきな家を建てていただいて本当に有難うございました。

 

 

(すみくらつうしん2021年6月号より転載)

お問い合わせ下さい

フォームからのお問合せ
フォームからのお問合せ
お問い合わせ
お電話からのお問合せ
お電話からのお問合せ
075-495-8825
FAXでのお問合せ
FAXでのお問合せ
075-495-8666