木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

いかがお過ごしですか?情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

受け継ぐ家

私達の住んでいる四條畷市は、出町柳から京阪特急に乗り、枚方市で普通電車(または準急)に乗り換え数駅先で降りた所にあります。子供達には家族や親戚など多くの人に囲まれて育ってほしいと思い、妻実家の敷地内に新居を建てさせてもらいました。京都から遠く、既存の建物に囲まれさらには規制もあり難しい立地でしたが、住暮楽さんのおかげで無事に完成・入居し、快適な生活を送ることができています。


私(夫)と住暮楽さんの出会いは学生時代に遡ります。当時、同じ部活動で毎日一緒に汗と泥まみれになっていた友人の実家が「すみくら」という、一度聞いたら忘れられない名前の工務店を営んでいたのでした。それから十年以上が経ち、子供が生まれたことをきっかけに家づくりを考えるようになりました。子供を連れて最寄りの住宅展示場に通い、スタンプラリーやくじ引きに熱中しつつも、最終的には三社のハウスメーカーに絞り込みました。しかし、商談を進める中で、あるハウスメーカーの営業担当者から敷地調査報告書と共に「この土地では家は立ちませんよ」と言われショックを受け、途方に暮れてしまいました。その時に前述の友人へ相談したことがきっかけで、住暮楽さんと再会することとなりました。私はその友人を心から頼りにしているので、友人のご両親やお兄さん達のことを最初から信頼していましたが、打ち合わせを進める中で更に信頼が深まり、お願いして本当に良かったと感じるようになりました。
建築地が京都から遠く、完成見学会は開催されませんでしたが、祐子さんから「住み心地いかがですかを書いてみませんか?」と提案してもらったので、入居から四ヶ月が経った今、家に住んで感じたことを書かせていただきます。

・間取り
私は住暮楽さんの間取りを「120%の間取り」と言っています。予算や敷地の関係で諦めたこともあり、自分達の実現できた要望は80%、そこに住暮楽さんのプロの仕事で+40%してもらい、合計で120%です。また住んでからわかったのは、住暮楽さんは高低差の使い方が非常に上手いということでした。吹き抜けや広い洗面脱衣所・お風呂を諦めたのですが、天井低めのキッチンやあらわし梁、得意の勾配天井のおかげで実際の広さ以上の開放感を感じることができています。

 

・断熱
十分な量のセルロースファイバーと樹脂サッシのおかげで、この冬は室内で寒さを感じることはほとんどありませんでした。少ない間仕切りと吊り戸により、部屋間の温度差が小さく、脱衣所やトイレへリビングの暖気が届いて寒くありません。二歳半のやんちゃな長男は、お風呂上りに放っておくと冬でもオムツ一丁のままでなかなか服を着てくれませんでした(笑)。さすがに一、二月は寝る前にエアコンを切ると、明け方には肌寒く感じます(リビングは18℃位)。賛否あるかと思いますが、今年は24時間空調を試してみたところ夜間に+2~3kWhの消費で朝から暖かく、寝起きもバッチリでした。四月になると室温21℃湿度55%程度と終日、快適な環境が保たれています。床に関して、我が家は一階のヒノキは少し冷たく、二階のスギ(つまり一階の天井)の方が暖かいように感じます。また、屋根は私の要望で通常より断熱材の厚みを増やしてもらいました。夏の暑さ対策にどれだけ効果があるか、今から楽しみにしています。

・意匠
板張りのトイレ、造作の洗面台・キッチンカウンター、質感あるエコクイーンの内壁、電球とダウンライトの使い分け等、書き出すときりがないのですが、特に私が気に入っているのは火打ち梁やライトの電線、連結用金物といったところまで木製のカバーをされているところです。こういった細やかな仕事に住暮楽さんの家づくりに対する姿勢が表れているなと感じています。

・外観
我が家はギングロのガルバに二階の布団干しバーと、住暮楽施主ならわかる住暮楽っぽい外観です。なつかしさとおしゃれさは近所の人にも伝わっているようで、先日我が家を覗いている人から「ここにかわいいお家があると聞いて、孫を連れて見に来ました。」と言っていただきました。

・外構
住暮楽さんは良い感じにまとめるのがとにかく上手で、施主の要望を踏まえて家に合わせた外構を提案してくれます。我が家は隣の実家との兼ね合いもあり、紆余曲折あったのですが、現場監督の峠原さんに良い感じにまとめてもらい、家にマッチした木塀withボビポストと石畳のアプローチ、そして実家と行き来しやすい第二のアプローチが出来たと思っています。

・住むほどに暮らすほどに楽しい
やんちゃな長男や、最近おもちゃをつかんで振り回すのに夢中な次男のおかげで、ヒノキの床はキズだらけ。さらに苦労して塗ったエコクイーンの壁も汚され始めています。それでもそんな凹みや汚れも共に成長し生きている証だと、楽しく受け止めることができています。天井の木目や節が毎日違う表情を見せてくれたり、日々新たな発見と変化があるこの家と、これからどのように成長しながら暮らしていけるか、楽しみにしています。

最後になりましたが、今般のコロナ禍により住暮楽の皆さんも大変なご苦労をされているかと思います。心身共に大切にされながら、住暮楽さんらしく笑顔で乗り切られることを願っております。また、計画中・工事中の施主の皆さんも不安な状況の中、過ごされているかと存じますが、健康にお過ごしいただき、皆さんの暖かく楽しいお家が完成されることをお祈り申し上げます。

(すみくらつうしん2020年5月号より転載)

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