木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

家づくりストーリー情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

ロフトとリビングが大きな吹抜でつながる家

夫の実家近くに家を建てようと決めた1年前。その時は、こんなに素敵な方たちに出会えるとは思っていませんでした。

新居を建てるにあたって土地のみを先行で購入し、工務店探しをしていた折、友人からの紹介で住暮楽さんの存在を知りました。家に関する知識が何も無かったため、勉強を兼ねて住まい教室に申し込みをしてみよう、ということになりました。日にちに余裕がない中、本来開催される日程ではない日をダメ元で打診してみたところ、快く引き受けてくださいました。とてもありがたかったです。家造りの基本的なことを勉強できたら、という軽い気持ちで申し込みをしていましたが、八郎さんのお話は、私たちの中の”家造り”を根底から覆すもので、目からウロコの思いでした。初めて住暮楽さんを訪れ、まだ住暮楽さんの家を見ていないうちから、八郎さんのカリスマ的な存在感と頼もしい安心感、祐子さんの明るさと何でも相談したくなるような温かい雰囲気に、ここで家を建てたいなあと夫婦共に思っていました。

後日、祐子さんと花さんに、住暮楽さんで建てられた家の見学に連れて行って頂きました。木のぬくもりがあり、住む方の生活に合った設計と隅々まで丁寧に造られた、愛情を感じるとっても素敵な家でした。住暮楽スタッフの皆さんの人柄に惹かれて家を建てたいと思っていましたが、実際の家を見ると、こんなに”温もりのある家”を造っておられる住暮楽さんで絶対に家を建てたい!とさらに強く思い、お願いすることとなりました。

設計をしていただくにあたり、私たちの要望は、とにかく開放的なリビングで暮らしたいということでした。ただ、土地もそれほど広くなく、日当たりも西南向き、駐車場も2台分必要という条件がある中、広々とした居心地の良いリビングを実現できるのかが不安でした。
住暮楽さんを初めて訪れた時と同時期に、他社でも希望を伝えて図面を描いていただいていました。他社では、1階のリビングを少しでも広くするため、玄関・お風呂・トイレなどは必要最低限の広さにした方がいいとのことでした。確かにリビングは広めにとれましたが、日当たりは悪く、リビングからの景色はガレージの車でした。そのような間取りは見慣れていたので、特に不満をもってはいなかったのですが、洋介さんが初めて提示してくださった2階リビングの図面を見た瞬間…またまた目からウロコの思いでした。一瞬でときめいて、こんなことができるんやー!と感動しました。リビングが2階なので、1階の玄関も広々としており、リビングからの景色も人目を気にしなくても良いものでした。

そこからも、私たちの出す要求に対して、よりベストな形をどんどん考えてくださいました。洋介さんは、私たちのどんな小さな質問や意見もおざなりにせず、一つ一つに向き合って、きちんと納得するよう答えてくださいました。また、とても話しやすい雰囲気を作ってくださるので、遠慮して言えないということはありませんでした。素人の私たちの提案も、「それいいですね!」と受け入れてくださる洋介さんの器の大きさと、その上で、住みやすさを見失わないよう意見をしっかりと伝えてくださるプロとしての姿勢に感心させられるばかりで、自分たちの仕事のあり方についても見直すことができ、とても勉強になりました。打ち合わせで事務所に行くと、さやかさんや花さん、上野さんたちがいつもにこにこと笑顔で迎えてくださいました。上野さんには、家に置く小物のことを相談させていただいたり、二人目の出産を控えた時に励ましのお言葉をかけていただいたりと、個人的にもすごく助けていただいたと思っています。また、打ち合わせの時に上の子をベビーシッターさんにずっと見ていただき、とても助かりました。

工事が始まり、何もなかった土地に少し変化が出るだけでもワクワクしたことを覚えています。実際の現場では、現場監督の山崎さんに大変お世話になりました。現場でもさまざまな変更点がありましたが、その都度、手描きのイメージ図を描いてくださり、丁寧に対応してくださる山崎さんに私たち夫婦も頼りっきりになってしまいました。住暮楽スタッフ皆さんにいえることだと思うのですが、山崎さんもとてもお話しやすく、私の細かいこだわりや些細な疑問にも快く答えてくださる誠実さに安心感がありました。ただ、漠然としたイメージしかもっていない私たちは、直前で変更したり、なかなか決められなかったりと、山崎さんにものすごくご迷惑をおかけしたと思います。棟梁の北条さんは、私たちが現場を見に行くたびに手を止めて、工事の進行具合などを話してくださいました。丁寧な仕事ぶりはもちろん、壁を作らず話してくださるお人柄もあって、毎週現場に足を運ぶのが楽しみでした。

 

住暮楽さんでの家造りが始まってからは、夫婦二人で毎日のように設計図を見ながら話をするのが日課となり、設計の打ち合わせをしたり、現場に伺ったりするこの期間が本当に楽しかったです。間もなく完成を迎えるこの時期に感じることは、住暮楽のスタッフの方たちと出会えて本当に良かったということです。”家”は人生において、家族・夫婦が一緒に最も長い時間を過ごすであろう大切な場所であり、家の環境を整えることが家族の在り方にもとても重要だと考えています。そのような大切な家造りをするにあたり、知識のない私たちが頼れるのは工務店の方々です。心から信頼できる住暮楽さんに出会えたことは、私たちの人生のターニングポイントとなったと、大袈裟ではなくそう思います。最初に電話した時に住まい教室を断られていたら住暮楽さんを諦めていたと思うので、快く引き受けてくださったことにも感謝の気持ちでいっぱいです。

夫は物欲がなく、基本的に「何でもいーよー」と言って譲って(?)くれるのですが、住暮楽さんでの家造りに関しては、熱く語り積極的に動いてくれていたのでびっくりしました。住暮楽さんでの家造りを通して、夫婦で沢山意見を交わし、家族のことを考え、未来のことを考える時間がもて、家族としての絆が深まったように思います。初めて住暮楽さんで建てられた家を訪れた時に感じた”温もり”は、単に家が暖かいというだけではなく、住暮楽さんと共に家造りをする過程で育まれていき、そのまま家への愛着へつながってできたものだと思います。私たちもそんな”温もりのある家"にできるよう、自分たちと共に家も育みながら住んでいきたいと思います。皆さん、本当にありがとうございました!

(すみくらつうしん2018年12月号より転載)

 

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