
家づくりストーリー情報
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
家族とともに成長していく家
このお家の完成見学会を開催します。
予約制ですので、見学をご希望の方はご予約ください。
2025年5月17日(土)18日(日) 10:00~12:00、13:00~16:00
ご予約は ➱ こちらをクリック
私達の家づくりは、子どもの誕生を契機として始まりました。
元々、家を持つことにはあまり積極的ではなく、同棲時代から暮らしていた賃貸マンションを気に入っていたこともあり、同世代の友人がマンションを購入したり、家を建てたりする話を聞きながら「いつか自分も家を持つのだろうか。でもお金もかかるし、色々と大変そうだなぁ。」などと思っていました。
しかし、子どもが生まれて状況が変わりました。
里帰りが終わって家族3人の生活が始まると、1LDKの賃貸マンションはたちまち子ども関連の物で溢れかえりました。
また、子どもを寝かせる部屋とキッチン・リビングが隣同士だったため、子どもが寝た後はリビングの電気を点けることができず、洗い物もできないという状況に悩まされました。(子どもが寝た後はまるで忍者のような生活を送っていました。)
そろそろ住み替えたいなと思ったとき、奥さんの里帰り中にポストに入っていた、とある工務店のチラシを思い出しました。そのチラシは、暖かみがあって素敵な家のダイニングで子どもたちがお絵かきをしている写真が全面に印刷されたもので、当時、家づくりのことなど全く興味がなかった私でさえ「こんな暮らしができたらいいよなぁ」と感じるほどに幸せな雰囲気を纏っており、不要なチラシは即捨てる私としては珍しく、冷蔵庫の横にマグネットで張り付けておいたのです。
そのチラシこそ、住暮楽さんの完成見学会のチラシでした。
きっと奥さんも気に入るだろうと思い、取っておいたチラシを見せたところ、やっぱり奥さんも気に入り、住暮楽さんの家が、私達夫婦の理想像となりました。
そこから完成見学会に参加し、住まい教室でもお話をきき、家づくりの夢はどんどん膨らんでいきました。
他の工務店やハウスメーカーにも伺いましたが、理想の住まいを説明するとき、常に住暮楽さんのおうちをイメージしているのでした。他のいわゆる「木のおうち」の工務店と悩むところもありましたが、そちらはどちらかというと繊細で、作品のような家づくりをされていて、小さな子どもとこれから暮らしていくことを想像したとき、住暮楽さんのおうちでの暮らしの方がイメージできました。
また、断熱性や耐震等級などの性能面も工務店を決めるうえで重要な要素でしたので、その点でも住暮楽さんは私達にぴったりでした。
と、簡単に書きましたが、いろんな工務店やハウスメーカーとの打合せ、見学会めぐりをまだ首も座っていない子どもを連れてこなしていくのは本当に大変でした。あまりお布団やベビーカーで寝てくれない子だったので、3時間もの打合せを抱っこ紐で抱っこをしながら終えたこともありました。
さらに、私達は並行して土地探しもしていたため、とにかく大変でした。
なので、住暮楽さんに家作りをお願いすることを決めたとき、嬉しさもありましたがどこかホッとしたのを覚えています。
しかし、工務店が決まったとは言え、やっと家作りのスタート地点に立ったようなもの。そこからひとつひとつのことに本当に時間をかけて悩みました。
特に悩んだのはキッチンでした。造作か、システムキッチンか。造作への憧れはあったものの、使い手のセンスが問われるような気がして、使いこなせるか自信がなく、一方でシステムキッチンの使いやすさや日々の手入れのしやすさも捨てがたく、悩みに悩んで、洋介さんのご紹介で、住暮楽さんで家を建てた方のご自宅にお邪魔して、実際に使われている造作キッチンを見させてもらいました。完成見学会で見るまっさらなものとは違う、生活の中で使いこまれたキッチンの良さを感じることができ、また、みなさんとても親切で、キッチンの引出しを開けて、収納方法や使い心地を紹介してくださったので、造作キッチンを使うイメージも湧きました。こうして、やっと、造作キッチンにしよう!と決めることができました。その後の造作キッチンの素材や仕様を決める際にもかなり時間をかけてしまいましたが…たくさん悩ませていただいた分、理想を詰め込めたように感じます。
今振り返れば、他のハウスメーカーなどでは、実際に住まれているおうちを複数拝見することや、これだけ時間をかけて打合せをすることは、いずれも難しかっただろうなと思うので、その点でも住暮楽さんにお願いしてよかったな、と思います。
これを書いている今、子どもはもう家中走りまわるようになり、子どもの服やおもちゃはさらに増えました。奥さんは、早く引っ越したい!と毎日のように言っています。あのとき家づくりを決断してよかったなと心から思います。
新しい家での家族との生活。そこでの子どもの成長。
とても楽しみです。
(すみくらつうしん2025年5月号より転載)
写真は後日掲載します。