家づくりストーリー
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
明るく楽しくみんなが集まる家
これまで、結婚してすぐ、長男が産まれたタイミング、次男が産まれたタイミングと、何度か家の購入を考えた事がありましたが、希望の物件が見つからなかったり、いざ決めようとした時に他の方が契約されたりと、なかなか縁に恵まれないままでした。
最後に家探しをしてから2年が過ぎ、家族4人賃貸で暮らしていましたが、手狭になってきて、もう少し広いところに引っ越したいと考えるようになりました。しかし、ファミリー向けの賃貸は少なく、駅近となると家賃も高くなるし、長男が小学生になるタイミングが家を購入する最後のチャンスではないかと思い始めました。
そんなある日、ネットで見つけた建売住宅のオープンハウスに行ってみましたが、あまりピンと来ず、注文住宅も考えてみようと思い立ち、その足で住宅相談カウンターへ。何も知識がなく、そこで注文住宅の流れなどについて一から教えていただき、ハウスメーカーを5社ほど紹介していただきました。
こうして今から一年半前、ついに本格的な家づくりがスタートしました!
それぞれ特徴が異なるハウスメーカーさんたちとの打ち合わせと並行して土地探しも始めました。土地を探し始めてすぐに、ネットで旗竿地を見つけて、各ハウスメーカーさんに設計を依頼しました。住暮楽さんは打ち合わせをして要望を聞いてから建築プランを作成するという事で、完成見学会の会場で打ち合わせをすることになりました。
見学会場の間取りは、浴室・洗面所とファミリークローゼットが一続きで、リビングとも繋がった回遊動線になっていて、「こういうの素敵だな~」と思い、見学会後の打ち合わせで、この回遊動線を是非取り入れたいと伝えました。
この時に、洋介さんに「家に名前をつけましょう」と言われ、ぱっと思いついたのが『明るく楽しくみんなが集まる家』でした。
子ども達が大きくなっても、部屋にこもらずに、リビングにみんなで集まってボードゲームをしたりして、楽しく暮らせるような家にしたいという想いを込めています。
そして各ハウスメーカーさんからのプランが揃ってきて、最後に建築プランを見せて頂いたのが住暮楽さんでした。洋介さんからプランを見せて頂いたとき、他のハウスメーカーさんの設計図を見たときにはなかったワクワク感がとてもあり、まさしく『明るく楽しくみんなが集まる家』でした。こうして、住暮楽さんとの家づくりが始まったのです。
洗面所とファミリークローゼットを一続きにしたい、SHIPを作りたい、パントリーも作りたい、トイレは2カ所ほしい、掘りごたつも付けたい、リビングは1階がいいといった要望を全部入れられるのだろうかと心配していましたが、全て叶えてくれました!
また、この旗竿地で一番気がかりだったのが陽当たりでしたが、打ち合わせの時に陽当たりのシミュレーションを見せてもらい、この時期の何時頃はこういう感じというのを色々な時期と時間で見ることができ、思ったよりも明るく、この土地を購入する決め手となりました。
打ち合わせは月に一回くらいで、ゆっくりな私達には丁度いいスピード感で進んで行きました。他のハウスメーカーさんで家を建てた方の話を聞くと、打ち合わせの回数も少なく、短い期間でいろいろな事を決めていかないといけなくて、家づくりを楽しむ余裕がない感じでしたが、住暮楽さんとの打ち合わせは、十分な回数を取っていただき、楽しく進めることができました。また、打ち合わせの間は、シッターさんが子どもたちを見てくれたので、落ち着いて話すことができて、とても助かりました。人見知りな子供たちですが、初日からすっかり打ち解けて楽しく遊んでいました。毎回、帰るときに「つぎはいつすみくらさんくる?」と聞いて、打ち合わせが楽しいイベントの一つになっていました。
工事が始まると、事務所の方に行くこともなくなり、子ども達は今でも「すみくらさんいきたい!いついく?」と言っていて、子ども達にはテーマパークのようです。
そして、夏と冬にモデルハウスに一泊させていただき、パッシブエアコンの快適さを体感するとともに、こんな素敵な家に本当に自分達が住むのだろうかと実感できずにいましたが、いよいよ完成が近づいてくるにつれて、実感が湧いてきて、ワクワクしています。
家の様子を見に行くと、子ども達は家の周りをぐるぐる回って何かを集めたりして探検ごっこをして楽しんでいます。こうして私達の家づくりは、宝物のような忘れられないステキな時間になりました。このステキな時間が、小さな子どもたちの記憶に少しでも残ってくれたら嬉しいです。
今でなければこの土地と出会えなかったし、何度か訪れたタイミングで、今が一番だったのだと思います。私たちの家づくりの第一章はこれで完結となりますが、これからこの家で暮らし始めることで第二章が始まるのだなとワクワクしています。これからも住暮楽さんと一緒に私達の家を育てていけたらと思いますので、末永くよろしくお願いいたします。
(すみくらつうしん2024年3月号より転載)