朝日がさす庭に憩い笑顔で暮らせる家

 

私たち夫婦は、マイホームを元々希望していましたが、まだ数年先と軽く考えていた所、石川県出身の私(夫)が紆余曲折あり、転職を決意。妻の生まれ育った京都に定住するために、転勤の無い京都の会社へ転職したところ、家賃補助の制度が無く、住んでいる賃貸に家賃を払い続けるのはもったいないと感じ、急遽マイホームの計画が始まりました。

最初は、アプリを利用して、家の雰囲気がいいなと感じたハウスメーカーに話を伺ったりしていましたが、担当の方と相性が悪かったり、提案内容に満足できないなど、いまいちな状況が続きました。その中で、妻の職場の先輩に紹介いただいた不動産会社の方が、いの一番に住暮楽さんの見学会に連れて行ってくださいました。

行くと、特に妻が求めているウッドテイストな家で温かみがあり、陽当たりの良く、肌寒い季節にも関わらず、すごく快適な空間に感動しました。ここで、ロフトを見ているときに洋介さんに出会いました。私は地元で働いていた際に、空調衛生設備工事の施工管理を勤めた経験があり、洋介さんとパッシブエアコンの話で盛り上がり、そこから断熱性能の高さより光熱費を抑えられるという点を教えていただきました。ただかわいい家というだけで無く、性能の高さとこだわりを知り、さらには、洋介さんの人柄に強く惹かれ、詳しく話を聞きたいと、私たち夫婦の意見が迷いなく一致しました。

しかしながら、まずは土地を探さなければなりません。しかも、特に私のこだわりである、地元石川ではごく当たり前の、家の前で友達を呼んでバーベキューができるスペースと、夢である自宅に縁側の設置。このこだわりが土地探しを大きく邪魔することになります。さすがに京都となると、田舎な地元とは比べものにならないくらい土地が高く、狭い土地ギリギリに3階建ての細長いお家が当たり前。ただ妻も私のこだわりに賛同。妻と毎日のようにアプリで土地の更新情報をくまなくチェックし始めました。するとこれが意外にも早く、妻が良さげなところを見つけてくれました。すぐに不動産会社に連絡して建築条件も外す方向も伝えつつ土地を押さえ、平行して洋介さんと仮計画、そしてローンの審査。バタバタして皆さんにはたくさんご迷惑をおかけしましたが、神様が住暮楽さんで進めるべきだと言っているのか、話が次々と進み、この土地を無事購入する事ができました。

そして住暮楽さんとも契約させていただく運びとなり、家づくりが始まります。洋介さんには自分たちの意見を細かく聞いていただき、図面を細かく何度も変更。夫婦の意見は結構一致する事が多いのですが、迷う時もしばしば。その時は散々迷った挙げ句、結局洋介さんのセンスに委ねる。「洋介さんならどうしますか〜。」と。迷ったときは何度もプロのセンスに頼り散らかすこの手法。なんなら夫婦の寝室は洋介さんのお宅の寝室を丸パクリ、、、(笑)

ちなみに、私は妻の推している住暮楽さんのような、ウッドテイストメインなお家も良いと感じていましたが、元々はインダストリ風な家に1番憧れていました。その旨を設計初期に洋介さんに伝えると、「インダストリいいですよね！ぜひ取り入れていきましょう！僕もかっこいいと思います！でもね坂本さん一つだけ。住暮楽のお客さんは、いつのまにか住暮楽っぽい雰囲気で落ち着いちゃうんですよ。気をつけてください。」と言われました。そして現在、98%くらい、住暮楽らしい雰囲気で落ち着きました。完全に飲み込まれましたね(笑)
冗談は半分にして、人によるとは思いますが、開催されている見学会も参加しながら設計を進めさせていただきましたが、大変参考になりました。もちろんインダストリ風もかっこいいのは間違いないですが、住暮楽らしい温かみのある雰囲気に、見学を重ねる毎、はたまた見学先で打合せを行ったりもして、どんどん惹き込まれていったのをハッキリと覚えています。
そんなこんなで、洋介さんとの家づくりは、ワクワクが止まらない楽しい時間で、あっという間に時が過ぎていった記憶ばかりです。

来月に完成を控え、この家づくりストーリーを書かせていただいていますが、なんと工事着工の1週間ほど前に、私たち夫婦に待望の第一子が誕生しました。こんな楽しみなお家となると、工事期間は長く感じるだろうな〜と思っていましたが、娘含めた3人での新生活のおかげで、大変早く時が過ぎ、なんならもう残り1ヶ月、バタバタと設備の手配真っ只中。そんなこんなで、まさかの同い年の監督山崎くんにまで、現地の段取りだけでなく、こちらでも色味やデザインなど、頼り散らかして甘えてわがままばかり、申し訳ないですが、すごくすごく助かっており、感謝でいっぱいです。

最後に、私たちの家づくりに携わっていただきました住暮楽の皆さま、今まで本当にありがとうございます。そしてこれからも、末永くよろしくお願い申し上げます。

（すみくらつうしん２０２４年４月号より転載）