
リノベーション物語情報
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
楽しい家族の歴史が紡がれていく家
このお家の完成見学会を開催します。(予約制)
2025年4月26日(土) ・27(日)
10:00~12:00 / 13:00~16:00
ご予約は こちらをクリック
孫が小学校にあがるまでに長女家族と二世帯で暮らすため、リノベーションをしようという思いでのんびりとスタートしました。今回リノベーションしてもらうことになった家は、五三年前に私の父が藁葺きだった家を建て替えた家で、二階の両親の寝室にも床の間があったりして、その頃よくある、南側に玄関、右手に応接間、左手に下座敷、上座敷があるというお客様の為の家の建て方でした。この後、家族構成も日々変化して一度目のリフォームは土間だったキッチンを床にリフォームしました。その後私は結婚して別の所に住んでいたのですが、何年か後に両親の介護が必要になったため神戸の震災の年に実家(今回リノベーションしたおうち)に戻りました。その時、トイレとお風呂を増築リフォームしたり・・二階の床の間を無くしクローゼットにするなど、私たち四人家族が一緒に住みやすいように二度目のリフォームをしました。三度目のリフォームはそれまで北西のお部屋が両親の寝室だったのを、日当たりの良い明るい応接間に床暖房を入れて両親の過ごす部屋にしました。
その後、両親を送り、結婚して実家を出ていた長女夫婦に1人娘が生まれ、その子が小学校に上がるまでに実家に戻り一緒に住みたいと・・・
それでは!!!今度こそ!!!底冷えがする、寒い、結露がする、暗いこの段差だらけの家を何とか住みやすい明るくて居心地のいい温かい家にリノベーションしたいと思うようになり、うちのリノベーション計画がスタートしました。丁度その頃に、住暮楽さんのあたたかい木の家の一枚の新聞広告チラシを見て長女の旦那さんと、南丹市にあるキッチンも木で手作りされたような家を見学させてもらったのを覚えています。この後、いつ頃からか毎月「すみくらつうしん」がポストに入るようになりいつも楽しみにしていました。
それから何度か五人で住暮楽さんの家の見学会に行き、本当にうらやましい家ばかりで・・・・
その後、家を見に来てもらい五人で一緒に住む家を描いてもらったり、何度もお話を聞かしていただき・・1番自分たちがやりたいようにできるのは住暮楽さんだと確信しました。家族みんながのんびりで優柔不断なところもあり、決めるまでに時間がとてもかかりましたが、お願いすることに決めました。それから具体的に岸本社長やスタッフさんにいろいろ提案していただき、二世帯同居に向けてのお話をさせていただいている途中で・・・突然!妹家族も一緒に住むことになり、三世帯八人で暮らせる家に描き直してもらいました。
暖炉のある暖かい家・・屋根裏のある家・・色々思い描いていましたが、見学に行かせてもらったお宅にパッシブエアコンを取り入れていらっしゃるところがあり、あの居心地のいい暖かさを忘れられなかったのでお願いしました。
一番大変だったのが小屋、蔵も含めて何年も住んでいた大きな家の中を空っぽにする事でしたが、洋介さん、息子さん、はなちゃんに手伝っていただき、暑いなか、本当におせわになりました。
それからあれよあれよという間に工事が開始し、古い家ですがみんなのいろんな思い出が詰まった家なので大黒柱はそのままで・・などのわがままも取り入れて下さり、人が集まる家がいいなという思いからリビングも広めにしてもらいました。(頑張れルンバ♪笑)
それからも決めなくてはいけないこともたくさんあり、娘たちの行動力、決断力に頼もしさを感じ一緒に住みたいと言ってくれた二人の娘に任せようと思った事を覚えています。
工事の途中で屋根裏からおぉ~っきなスズメバチの巣が出てきたり・・おかめさんも隠れていたり・・笑。工事中にいろんな思い出もできました。見学に行かせてもらうと現場の方も良い方ばかりで、中入ると木の匂いがふわぁ~と漂っていて、しみじみこうしてよかったなぁと実感しています。
三世帯同居は珍しいかと思いますが、思い出の詰まったまま新しくなったこの家でわいわいがやがや・・疲れそうですが笑 みんなで助け合いながら仲良く孫たちの成長を楽しみたいです。
最後になりましたが、マイペースな私たちなのでご迷惑をおかけしたと思いますが、嫌な顔もせず最後までたくさんお話を聞いて下さりお付き合いいただいた社長、スタッフさんには感謝でいっぱいです!
これからも長いお付き合いをして頂きたいと家族一同願っています。
(すみくらつうしん2025年4月号より転載)
写真は後日掲載します。