空間がゆるくつながるワンルームLDKの家

 

住暮楽さんとの出会いは、大阪の狭いアパートに住んでいた２０１６年夏。ＳＮＳでたまたま知人が【いいね！】をしていたホームページを見たことでした。こんな素敵なお家があるんだ！と衝撃を受けました。その場で家族団欒の情景が思い浮かんでくるような暖かい写真の数々で、木の温もりや自分では考えつかないような部屋の作りにただただ見惚れていました。ただ、家を自分が建てるなんて。この頃は考えもせず、更新されるＳＮＳを度々ワクワクしながら見ていました。

そこから時は過ぎ、結婚し妊娠が発覚！仕事の関係や出産を控えることもあり大阪での生活が難しいと感じるようになりました。そこで念願の京都に引っ越すことに！とりあえず賃貸アパートにて新しい生活を開始しましたが、ゆくゆくのことを考えマイホームを意識するようになりました。たまに閲覧していた住暮楽さんのページも主人に得意げにみせました。主人も住暮楽さんのお家をみて私の気持ちに共感。絶対夫も気にいると思っていました！

ただそこから出産や仕事復帰。意識はしていたものの日々の忙しさからあまり話は進まず、少し動き出したのが２０１８年夏。たまたま休みの日に住宅展示場のハガキを見て、行ってみることに。大手ハウスメーカーのお家は、全体的に物足りなさを感じピンとくるものは無く、営業の電話が鳴るのがそれとなく億劫に・・・私が望むような暖かい家族団欒の時間や、みんなが集まりたくなる空間がそこには無いように思っていました。

並行してＳＮＳを欠かさずチェックしていた住暮楽さんのカフェにお邪魔しました。室内に沢山の緑、暖炉があって暖かい爽やかな空間でした。スタッフさんの気配りや笑顔がとても気持ちよく、その場でお茶をしながら住暮楽さんでのお家づくりについて熱く話し合いました。話し合いの結果、マイホームについて本を購入したりネットで調べてみたりはしていたんですが、とりあえず知識が全くなく、漠然とした不安もある私達は完成見学会・住まい教室に参加してみることに。
見学会では驚き・感激の連続、住まい教室ではこんな私でも分かるよう分かりやすく説明してくださり、どちらもワクワクが止まりませんでした。住暮楽さんでお家を建てたい！

そして、土地探しが始まりました。ただ、ここで問題が発生します。住みたい土地の予算です。完全に完全に甘く見ていました。でも、土地も家も妥協したくない！一生働く！と二人で心に誓い、とうとう土地の購入を決意します。洋介さんにも悩んだ土地を見に行って頂き【良いところですね】とお言葉を頂き、即決。人生最大の買い物、感じたことのない背筋の伸びるような緊張感と絶対いい家にする！とゆう決意を固めました。

いよいよ洋介さんとの打ち合わせが始った２０１８年冬。その頃第二子の妊娠も発覚し家族四人で暮らす空間を意識していました。打ち合わせでは小さな子供が暮らす事や、大量の衣類・靴類があること、これから共働きで馬車馬のように働くことを考えた設計を何パターンか提案してくださり、その場で感激が止まりませんでした。自宅のリビングに全部のパターン図を飾って毎日眺めてニタニタしたり主人とあーだこーだ言うのが日課でした。知識が無く不安なことも洋介さんと森さんに会えば全て解決！また、打ち合わせに行くたび住暮楽スタッフのみなさんの笑顔に家づくりへの安心を感じ、心強く思っていました。
また、予算についての相談も親身に聞いてくださりアドバイスもたくさん頂きました。ただ、二つ返事で外壁ＤＩＹ・左官ＤＩＹをする！と言ってしまったのはのちのち後悔をしました。「あの時二つ返事するんじゃ無かった。」ため息の連続でした。笑

小さな子供二人を抱えて行うＤＩＹは思った以上に大変でした。挫けそうな時も森さんの顔をみればやる気が湧きました。でも終わってみればいい思い出。本当に頑張ってよかったです。（ちなみに外壁・左官ともに達成。少し自慢です。特に主人が凄く頑張りました。０歳児もおんぶ紐に背負われ壁塗り参加！お互いの両親も子守を頑張ってもらいました。みんなで協力したお家です。）
これを、書いている時はそろそろ終盤とゆう段階で、足場もついている状態ですが、打ち合わせから約一年、２０１９年秋、ようやく家づくりも終わりが見えて来ました。完成が待ち遠しかったのにどこか寂しいような、、夢だった住暮楽さんのお家、土台はしっかり出来上がりです。みんなが集まる暖かいお家にしていくのはこれから住む私達です。自分たちのこと子どもたちのこと、家族のこと沢山考えました。お家の完成で一区切りを迎えますが、スタート地点に立ったつもりでワクワクな新しい生活を送っていきたいと思っています。
この度は、住暮楽の皆様、丁寧な家づくりを本当にありがとうございます。最後までどうぞよろしくお願いします。そして、これからもお世話になるかと思いますので、どうぞ末永くよろしくお願い致します。
（外構ＤＩＹ、ウッドデッキの作成にはどうかまたお力添えをお願いします！）

（すみくらつうしん２０１９年１１月号より転載）