木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

家づくりストーリー情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

緑と花につつまれる家

 

今、私たちは住暮楽さんに小さな家を建ててもらっています。コロンとしたサイコロのようなかわいい家で、浮造りの杉床とあやめ張りの黒板塀が贅沢です。家を持とうと思ってから、いろんな人との出会いがあって、そのおかげでなんとかここまでこられました。私たちがこの家を建てるまでのお話をします。

私たちは夫婦と子供2人の4人家族です。結婚して借りた一軒家は路地の奥で、子供は車を気にせず玄関前のビニールプールで遊んでいました。そうこうするうち子供は高校生になり、昨年賃貸契約が後2年で終了すると分かった時から私たちの家探しが始まりました。

とりあえずは予算を知らなくちゃ、という事で、職場のローン相談会というのに参加してみました。話を聞いていると、まぁ中古物件をリフォームする感じなら一戸建ても買えるのでは、となんとなく希望がわいてきます。
でも、まだ何も具体的にはどうしたらいいかサッパリわかりません。

そこで、妻はネットで見つけた住暮楽さんに、資料をください、と連絡してみます。そのHPは夢のような創作キッチンの写真があって気になっていたのです。そして届いたパンフレットには家づくりのお話やOMソーラー・断熱材の事、実際の写真が沢山載っていて、あぁもう見るだけでも楽しいわ、と毎晩楽しく眺めていました。でも、あまりに素敵で予算が合わないかもしれないよねぇとも思っていました。

 

するとその何日か後に、住暮楽さんから連絡をもらいます。「家づくりについて一度お話しませんか。」というものでした。社長の洋介さんからです。嬉しくなって「はい、行きます。」とお約束をしてしまいました。

住暮楽さんの事務所につくと、出て来られた洋介さんは気ぃ良くお話をしながら、私たちが今までどんな暮らしをしていて、これからはどんな住まいが良いのかを一緒に考えてくれはります。そして、妻が持っていたチラシの中古物件を見て、「どんなところか見に行きましょうか。」と、その日の夕方には一緒にその物件を見学に行きました。
そこは条件が合いませんでしたが、その後は候補物件が出るたびに洋介さんに同行をお願いするようになります。洋介さんは、どの物件を見ても予算内だったらどんな風にリフォームできるか、どう住めるかを建築家の目で見て丁寧に説明されます。この物件解説がなければ、購入物件を決める事は到底できませんでした。

また、住暮楽さんのモデルハウスで会長の八郎さんから、家つくりについてのお話を聞いて、家を持つという事に実感もわいてきました。

そして、この物件探しの間に、とても気のいい元気な不動産屋さんとさわやかで頼もしい銀行の営業さんに出会えた事も幸運でした。不動産屋さんが探してくれはった物件を洋介さんが私たちに合う家が建つかどうか見てくれはって、銀行さんは予算が足りるのかみてくれはる。銀行さんがきちんと予算計画を立ててくれはったおかげで、思っていたより多く予算が使える事がわかり、この際やっぱり新築したいと夢も膨らんでいきました。

土地が決まって、具体的な家の打ち合わせが始まりました。3D-CADで見取り図から外観・内装の予想図を見せてくれた大西のりちゃん、すごい技術にびっくりしました。ありがとう。

洋介さん、365日家づくりを考えて暮らしている一級建築士のあなたが「それは配置としておかしい。」といわはったのに、「だって机はこっち向きが良いっ。」とあくまで自分間取りを主張した妻はその晩家族から注意を受け、反省しました。ごめんなさい。今ならわかります、私たちの暮らしを考慮した間取りです。すぐには理解できなかったの、本当にありがとう。

藤田さん、上野さん、お風呂や流し台、コンロなどの設備備品の事、いろいろ相談できたから納得して決められました。ありがとう。
さやかさん、表題登記って何の事やらサッパリわからなかった妻に丁寧な解説をありがとう。

そして現場監督の森さんは、夫希望のアース棒打ち込み、テレビ台の位置、食器棚の規格、外構イメージ、その他ありとあらゆる細かい調整を一つ一つ丁寧にしてくれはりました。本当に感謝しています。
壁塗りのDIYも一緒に塗ってもらいました。宮内さんもありがとう。きれいに塗ってもらいました。あなたの塗った壁がメイン壁よ。

それと感動したのは棟上げです。何人もの職人さんがクレーンを使って木材を運び上げ、基礎だけだったところにどんどん家が組み上げられていきます。あまりに壮観で、夫婦でずっと見入ってしまいました。大工さんの野村さん、野村お父さん、ありがとう。

これを書いている今、ほとんどの内装が仕上げの段階で、あとは外構の庭造りです。あちこちに植わる紅葉、桃、南天、沈丁花、蠟梅。インド砂岩と石板のアプローチ、花壇とウッドデッキ。本当に楽しみです。
こうして、とうとう自分の家を建てる事ができました。
これからずっとこのお家で楽しく暮らしていこうと思っています。

(すみくらつうしん2020年9月号より転載)

 

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