木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

家づくりストーリー情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

緑に包まれ心地良く暮らす家

結婚して10年目の春、バブルが弾けたすぐの頃、私たちは中古の一戸建てを購入しました。我が家のだんご3兄弟はとってもいたずら盛りで新築だと汚れたり傷をつけたりに気を遣うから中古で良かったと思っていましたが、当時の自分達にとって精一杯の大きな買い物でした。それから、3人の息子達も大学卒業とともに、家を出て巣立っていき、古くなった我が家はあちらこちらが悲鳴を上げ、寒さと地盤沈下による少しの傾きが気になり真剣にリフォームを考え色々と工務店探しや資金計画を考え始めました。リフォーム資金は用意出来ていましたが、どこでリフォームをして貰ったら良いかずーっと考えていました。また、新築となるとどれだけの資金が必要か分からず、無理だと諦めていました。

夫婦二人だけの生活も10年になり、結婚40周年を迎えた去年の春にチラシで住暮楽の見学会があることを知り、二人で出かけました。玄関から入ってすぐに、言葉を交わしていないけれど、その家の間取りを見て、二人が思い描いていた新しい我が家の姿が見えたと直感しました。細かい部分は違っても、全体的な雰囲気、木の温もり、大きな吹き抜けの空間等、新築に出来るなら是非こんな家に住みたいと思い描いていた間取りでした。やや興奮気味の私の不躾な質問に、ゆうこさんは笑顔で、洋介さんはゆったりとした雰囲気のまま自分たちの考える予算で新築も可能だと答えてくれました。

見学を終えて帰ってから、私は直ぐに、見たばかりの家の間取りを自分達の土地に合わせて図面を描きました。私の一つの楽しみはリフォームを夢見て家の設計図を描くこと、というのも我が家の全体的な間取りに不満は無くて、老後に向けて改良する箇所と理由は30年間殆ど変わっていないので何度も方眼紙に描いていたからです。だから今日見た家の間取りを自分の家の土地に展開することは、見た瞬間に出来上がっていました。図面に描いて主人に見せて「こんな家になる。」とプレゼンしました。主人は私と違い家も気にいったけれど造るのは人、職人なので、ゆうこさん、洋介さんと話して住暮楽さんにお願いしようと、直感的にその時に思ったそうです。主人はすぐに、我が家の総資産を調べ、老後資金を残した状態でどこまでの資金が捻出出来るのか?主人の夢である各地へのドライブ旅行が出来る資金を残せるのか?私が退職し、自分が廃業した後の年金生活のシュミレーションを表にしました。そして、家本体の建築資金、家の解体資金その他諸経費を考えた総予算を出しました。

その後もう一軒の見学会にも行きました。また住宅メーカーに平屋建ての見積りを聞く機会もありましたが心が動きませんでした。今までにも木の家をキャッチフレーズにしている他の工務店の見学会にも行っていましたが、ピンときませんでした。その私達が、はっきりと住暮楽の家をイメージして、急加速的に準備を進めました。そして二人の退職時期をどうするか。思うような新築を実現する為には、もう一年間二人とも働く事で得られる収入は不可欠と判断し仕事を続けることを決心しました。

「住暮楽でお願いしよう。」と決めたのは、最初の出会いから35日目。電話の向こうの洋介さんの「待ってました。」という明るい声が今でも耳に残っています。自宅に見に来て頂き、今の家の気にいっている所、不満な所等事細かに伝え、私の描いた設計図も参考にと渡しました。それから一か月後、ラミネートされたカラーの設計図を見た時の感激、それは私達の要望が存分に入っていたのは言うまでもありませんでした。洋介さんが「決して手を抜いた訳ではないですよ。」と言ったリフォームプランと新築プランでは魅力の違いが歴然としていて、必然的に新築プランを選ぶ事になりました。

私達の家のイメージは、明るく、風が通り抜け、庭でのガーデニングを楽しみながら年をとってものんびりと過ごせる家。西山を臨み、街路樹が四季を通じて景色を替えていく様をダイニングの窓から眺められるように窓の高さや大きさにこだわり何度も細かい修正をお願いしました。前の家に対して特に主人の思い入れは強く、今まで暮らして良かった部分はしっかりと活かすように本当に細かい要望を聞き入れて頂き感謝しかありません。反対に素人故の突拍子もない提案にもちゃんと耳を傾けて聞いてくれた上で、「いいですね」とプロの修正を加えて実現出来たり、予算のことも考えて無駄と思えるものには、容赦なく「それ要りますか?」と却下の判定がなされました(笑)

最後に、老後に一階部分だけで暮らすことが出来る、年をとっても快適なわが家、最高に贅沢な思いの籠った家を一緒に設計から関わる事が出来て幸せでした。その後家が少しずつ出来ていく工程が見れて楽しかったです。本当にありがとうございました。

(すみくらつうしん2022年10月号より転載)

 

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