木の家工務店 住暮楽

エコなくらし 住暮楽な家づくり
ストーリー

いかがお過ごしですか?情報

住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。

自分たちも地球もほっとする木の家

住暮楽スタッフがH様ご夫妻にインタビューした記事です。(D:夫 Y:妻)

 

これまでのお住まいは?

 

住暮楽:今日は、住暮楽の家に約一年半住まれたお二人に、実際の住み心地についてお訊ねしていきたいと思います。まず、住暮楽で家を建てる前は、どのような所に住んでおられましたか?

:賃貸のマンションに三年半ほど住んでいました。十階で、景色は良かったのですが、アルミの一重サッシだったので、夏は暑いし、冬は 寒くて、自分たちで窓に梱包材のプチプチを貼って過ごしていました(笑)。

:プチプチは、見た目が良くないのと、開け閉めの度に剥がれてきて、ストレスでしたね。結露も酷かったです。

住暮楽:それ以前に、ヨーロッパにお住まいのこともあったんですよね。

:はい、チューリッヒに住んでいました。冬は寒いんですが、建物は断熱がしっかり効いていて暖かかったです。スイスでは古い建物を改装して住んでいる場合も多いんですが、改装してあれば大抵三重ガラスの窓になっています。国の助成条件に、厳しいU値(熱還流率)が求められているからなんですよ。

住暮楽:なるほど。スイスでは、二重ガラスのサッシは、もはや古い家の物という感覚なんですね。日本の温熱環境に対する取り組みは、欧米に比較してあまり進んでいないと思いますが、以前、そしてまた現在もお暮らしのスイスとの具体的な違いは何でしょうか?

:やっぱり断熱かな。それと全館暖房ですね。日本では、冬に部屋から廊下や洗面所に出ると、「寒っ!」ってなりますよね。スイスでは建物が全館暖房になっていて、それがないんです。贅沢品ではなくて、一般のお家でそうなっていると思います。

住暮楽:それはだいぶ違いますね。日本の家ではまだまだ寒い部分が多いですからね。

 

今のお家の温熱環境

 

住暮楽:さて、今回は暑い時期なので、「京都の暑い夏も一台のエアコンで過ごせる」という文句で宣伝していきたいと思っているんですが、実際のところはいかがでしょうか?

D&Y:問題ないです!

住暮楽:良かった!広告、これで作りま~す(笑)

:まあ、共働きで日中家にいないということは大きいと思いますが、問題なく過ごせています。しかもうちのエアコンは、前のマンションのリビングで使っていたもので、十四畳用くらい。そんなに大型ではないと思います。

住暮楽:はい、中型の物ですね。それでも、先だって暑い日にお邪魔した時も、ロフトのエアコン一台で一階までまかなえていました。

D:開放的な間取りなので、ロフトのエアコンからの冷たい空気が、吹き抜けを通して下がるんです。

Y:一階の空気が冷たくなると、実はOMソーラーの循環運転が便利なんです。冷たい空気と暖かい空気を混ぜるんですね。本来の使い方とは違うかもしれないけれど・・・

住暮楽:大丈夫です、正しい使い方ですよ!OMを空気の均質化に使って快適に過ごされているんですね。ところで、一日の中ではどのような使い方をされていますか?

Y:夕方、家に帰ってから冷房を付けます。そこから数時間付けていて、寝るときに切るようにしています。

住暮楽:電気使用量のデータも見せていただいたんですが、非常に少ないですね!当然料金も少なくて、一番暑い七月で四千円と驚きでした。それから冬も六千円台と低いんですよね。

D:あ、冬の暖房には、一階の和室でガスファンヒーターも使っています。二階以上がエアコンだけですね。その暖房も、クリスマス前から使い始めて、三月にはもう殆ど使わないという状態です。

住暮楽:住暮楽の強みである壁や屋根断熱に加え、このお家ではさらに、一部の窓にトリプルガラス、つまり三重ガラスのサッシを取り入れましたよね。二重サッシと三重サッシとではどんな違いが出るんでしょうか?

Y:違いは冬に大きく感じますね。三重サッシは、外がすごく寒いときに近づいても、全く寒くないんです。

D:二重でも結露は全くないですが、熱は少し逃げますね。三重にして正解でした。

住暮楽:全てを三重にするとコスト的に厳しいので一部に三重を取り入れたい、という場合にはどうすればいいでしょうか?

Y:大きい窓を三重にするといいです!

D:設計の時に、大きな三重サッシは重いかなと心配していたのですが、開け閉めは意外とスムーズでした。

住暮楽:取っ手が大きくて持ちやすいですし、見えないですが戸車もしっかりしてますからね。ところで、室内で楽器を演奏されることもおありですが、音の通し方はどうでしょうか?

Y:ピアノやコントラバスを演奏することがあるんですが、それは流石に外に聴こえているようで、ご近所さんから「〇〇の曲を弾いてられましたね~」と言われることも(笑)。でも、お客さんには「家の中だと静かね」と言われることがあるので、やっぱり音は遮ってくれているんだと思います。

エネルギー効率vs住みごこち

 

D:二人とも環境問題、特にエネルギー問題に取り組んできて、仕事以外でも、環境に配慮した生活をしたかったんです。この家でそれが実現できているっていうのがとても嬉しいですし、人が訪ねてくれた時に同じことを感じてくれる、それがまた嬉しいんです。

住暮楽:素敵ですね!!日本も、HEAT20のG3という非常に性能の高い断熱基準が設けられたりと、遅いながらもようやく動きが出てきましたね。

Y:家を、ZEH、ゼロエネルギーハウスに近づけられたらいいなと思いますね。でも、日本は湿気が高いし、気温差も大きいので、難しいかな、と。

住暮楽:今は、全熱交換器で湿度のコントロールまで出来るようなシステムが作られています。窓を閉めたまま、内外の空気で湿度を交換して、室内の湿度を一定に保つんです。でも、家中の窓が閉めっぱなしになるので、住暮楽の家づくりはこっち方向だけに進むことはできないな、と思うんですよ。

D:スイスの職場は近代的なスマートビルディングで、空調を始め、色々と自動制御されています。例えば、外壁がほぼ全面ガラス張りなのですが、そのガラス窓の外に電動のブラインドがありまして、日射をコントロールするために自動で朝に開いて夜に閉まるんですね。

住暮楽:おお、それが自動でコントロールされているんですね。

D:はい、エネルギー効率に関してはよく考えてあるのですが、何故か開閉できる窓がほとんどなく、自分たちで外の新鮮な空気を取り入れることはできないんです。なので、いつも同僚と「スマートだけど人には優しくないね」という話になるんです。施設はそれでもいいいかもしれませんが、住まいはエネルギー効率だけでなく、心地いいことが大事だと思いますね。

住暮楽:なるほど。やっぱり両立が大切なんですね。

D:その点、うちはバランスが取れていると思うんです(笑)

 

不満点もどうぞ

 

住暮楽:今のお家の良い点をたくさん聞かせていただき有難うございます。逆に、不満点や、こうしておけばよかった、という点を教えてください。

D:駐車場を作っておけば良かった。

Y:私も、家自体に困っていることは特にありませんね。敢えて言うなら、家の外に少し土を入れたところがあるんですが、そこに土をもっと入れ色々育てたいです。それでも、お隣さんが、「うちには土がないから土を触れるのは嬉しい」といって、留守宅の植物の手入れをしてくださるんですよ。

住暮楽:自然とつながるライフスタイルが垣間見えるお話ですね。

お家にタイトルをつけるなら

 

住暮楽:それでは、最後に、ぜひご自分たちのお家にタイトルを付けてください!

Y:(しばらく考えて・・)『ほっとする木の家』ですね。始めに前の家との違いをお訊ねでしたよね。家に帰ってくるのが楽しみ、それが前の家とのいちばんの違いです。後、友達が子ども連れで遊びに来ると、子どもが喜んで。ロフトまで上がって遊ぶんですよ。

住暮楽:そう言ってもらえるのがいちばん嬉しいです!実は私自身、OMの我が家に帰るのが嬉しいんですよ。建ててもう八年くらい経つんですが、いまだにそうなんです。

D:それにもう少しプラスして『自分たちも地球もほっとする木の家』。家を見に来た人、遊びに来た人が、それを共感してくれると嬉しいです。

住暮楽:Dさん、Yさん、素敵なお話を聞かせていただいて有難うございました!

お問い合わせ下さい

フォームからのお問合せ
フォームからのお問合せ
お問い合わせ
お電話からのお問合せ
お電話からのお問合せ
075-495-8825
FAXでのお問合せ
FAXでのお問合せ
075-495-8666