家づくりストーリー
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
船山が見える家
長女の入学に合わせて
我が家が家作りを考え始めたのは、長女の小学校入学を控えた一昨年の秋頃でした。
時間も限られていたので、建て売りの物件をいくつか見学したのですが、間取りや外観など気に入るものがなく、やはり自分たちの理想を形にしていける家を一から建てたいと考え、緑豊かな西賀茂の地に土地を購入しました。
土地は決まった。さて工務店は?
土地はすんなりと決まったのですが、工務店選びに難渋しました。始めは予備知識がなかったので、大手のハウスメーカーさんならまず安心と考え、近くの住宅展示場へ向かいました。毎週のように通い、何社かのハウスメーカーの方と面談し、構法や設計などの説明を受けました。しかし、夫婦間で意見が合わず、ピンとくるメーカーさんには出会えず。そんな中、両親が住暮楽さんの事務所の近くに住んでいたこともあり、住暮楽さんの存在を知っていた私たちは、実際に話を聞きに伺いました。
かわいい木の家を見て
自然素材を使用したかわいらしい木の家にとても好感を持ったのですが、予算をお話すると、社長さんは断熱や構造などで値段を下げることはできないと断言。一時は諦めかけたのですが、断熱材や使用する素材に絶対の自信を持ち、そこは譲れないとはっきりおっしゃってくれる正直さが信頼でき、まずは設計をしてもらうことに。
設計を依頼
数日後にできあがった間取り図を洋介さんに見せてもらうと・・・。なんて素敵。そこで生活する自分たちの姿が想像できるような間取り。家族構成なども考慮して作成されていて、随所にコメントまで付け加えてくださって、眺めているだけで楽しくなりました。
他のハウスメーカーさんとやりとりしていく中で、決断を迫られ、打ち合わせが苦痛になりはじめていた時でしたので、「家作りはこう楽しくなければ」と再認識することができました。
そして、最初に考えていたよりも建坪を小さくしたり、壁をDIYにすることで、何とか当初の予算に近づけることができそうだったので、住暮楽さんに我が家の家造りをお願いすることにしました。
あっという間の一年
それから打ち合わせを重ね、着工し、自分たちの家が紙面上から徐々に形になっていき、いよいよ完成間近。あっという間の一年でした。嬉しいような、ちょっと寂しいような今日この頃。設計を担当してくれた洋介さん。打ち合わせの度にわんぱく盛りの子供の面倒をみてくれた祐子さん、中島さん。作業してくださった現場監督の山崎さん始め、大工の野村さん等々。みなさん親切に話を聞き、丁寧に対応してくれ、住暮楽さんにお願いして本当に良かったと思える私たちの家作りになりました。
住暮楽さんに建てていただいた素敵な家で、これからも楽しく、時には喧嘩もしながら充実した日々を送っていきたいです。ありがとうございました。
(すみくらつうしん2018年3月号より転載)