家づくりストーリー
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
草木の緑を眺めて楽しむ家
一昨年の年末に妊娠が分かり、それと時を同じくしてコロナが流行するようになってしまいました。ワクチンもない昨年は、妊婦の妻と一緒にできることは、家の周りを散歩することぐらいでした。散歩の中で、産まれてくる子どものこと、将来のことなどをたくさん会話でき、私たち夫婦にとって一番大切なものが、携わってくれる周りの人であると認識できた貴重な時間でもありました。そういう意味では、コロナに感謝しないといけないかもしれません。そんな時にふと出会った土地がありましたが、その頃は漠然とあそこにマイホームを建てられたらいいなと心の底で想像するのみでした。
私自身、建築そのものに非常に興味があり、今の仕事をしていなければ一級建築士になりたかった程で、マイホームを建てることへの夢は人一倍もっていたかもしれません。
コロナ禍でも無事子どもが産まれ(案の定、立ち会えませんでしたが,,,)、仕事以外で家にいる時間が増えた昨年の秋頃より、子どものいる生活とwithコロナ生活とで、これまでの生活との変化を強く意識するようになりました。家を建てるなら年齢的にもそろそろかなと考えるようになり、ふと以前に住まい教室に行った住暮楽さんの家のことを思い出しました。かなり時間も経っているし、これはもう一度住まい教室へ行かないといけないと考え、妻に相談後すぐに行動に移した日を昨日のことのように覚えています。住暮楽さんの家の良さはここで語るまでもなく、それを作り上げる方々の人柄の良さを認識でき、やっぱり家を建てるなら住暮楽さん!!! この方々に任せれば、間違いないという気持ちが固まりました。
住暮楽さんで家を建てたい気持ちは固まりましたが、実際は「どこに建てる? 予算的に大丈夫?」というのが、最初の問題点でした。幸い、以前見ていた土地がまだ売れておらず、試しに一度、資金計画からプラン作成までを洋介さんにお願いしました。できあがったものはもちろん理想的でしたが、この土地で本当に良いのかを悩んだり、予算的なことなども具体的には何も決まっていませんでした。そこから、独学で猛勉強する日々が始まるのでした(笑)。いろいろと調べていくうちに、楽しいと感じるようにもなり、個人的にはコロナ禍での有意義な時間を過ごさせていただきました。そして、最初に見ていただいた土地の良さも十分に理解でき、価格もなんとか予算内に収まりそうなこと、ファイナンシャルプランナーさんにも相談の上でこれなら大丈夫だとのお言葉をいただき、最終的に妻のOKをもらい、晴れて契約に至りました。
契約後は子連れでの打ち合わせに苦労するかと思いましたが、幸いにも我が子が空気を読んでお利口にしてくれた点は何よりも助かりました。図面は大西さん作成の3Dも駆使していただき、実際の家の様子を想像しながらあっという間に打ち合わせも進んでいき、気づけば地鎮祭、そして着工へと至りました。理想的なプランを設計し、悩みどころにはさりげなく、的確なアドバイスを下さった洋介さんには本当に感謝しかありません。我が家の現場監督の森さんは、人柄も最高で、こだわりの強い私たちの要望を多く叶えていただきました。本当にありがとうございました。藤田さん、さやかさん、様々な手続きや分かりやすい連絡を毎回ありがとうございました。
暑い日の作業が多くなってしまった我が家の場合、携わっていただきました大工さんはじめ、多くの方々には本当に感謝の心でいっぱいです。妻の撮った写真や毎日仕事終わりに見に行くマイホームは、日々その表情を変え、まるで我が子が成長していく過程と重なるようでした。契約時点では何もできなかった我が子は、今では1歳が過ぎ、立つことができ、自分の意思をしっかりと伝えられるようにもなりました。元気に動き回る我が子をみる度、やはり今の家では手狭で、マイホームを建てて正解だったと感じています。
もうすぐ完成する夢のマイホームでの家族3人の生活を想像するだけで、ワクワクします。本当に楽しみです。
最後になりましたが、私たち家族に携わっていただきました住暮楽のみなさまに出会えたことに感謝致します。コロナ禍で大変な中、本当に良い家を建てていただきましてありがとうございました。そして、今後とも末長いお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。
(すみくらつうしん2021年9月号より転載)