家づくりストーリー
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
豊かな自然の中に暮らす家
住暮楽で自分たちの家を建てようと思ったのは、「住まい教室」での八郎さんのお話がきっかけでした。
家を建てるにあたって、知識も経験も持ち合わせていない私たちにとって、八郎さんのお話はとてもわかりやすく、家づくりに期待を抱かせてくれるものでした。
・断熱性と通風性を重視
・断熱材にセルロースファイバーを 使用
・自然現象を生かした家づくり
・OMソーラーを採用していたところ
・耐震性の強化
・SHIP(家族の書斎スペース)や子ども部屋の考え方など家族団らんを意識した間取り
以上のような住まいへの考え方が、私たちにとって新鮮な発見であり、とても共感できるものでした
さらにその考え方を実際に目にすることができた見学会は、より住暮楽の家を身近に感じることができるものでした。初めて参加した見学会の印象はそれまでに見学していたハウスメーカーや建売のものとは全然違ったことをよく憶えています。外壁には杉板、内装は塗り壁、天井は梁がむき出しで板張り仕様なところなど、自然素材がふんだんにちりばめられた家に、当初は魅力を感じつつもまだどこか馴染めない状態だったように思います。しかし、見学会への参加を重ね、スタッフの方たちの説明を聞いていくにつれ、住まい教室で話されていたことと家の造りとがつながりはじめて、住暮楽の家が身近に感じられるようになってきました。また、見学会では祐子さんやスタッフの方たちが娘(3歳)のお世話を快く引き受けて下さり、娘は「きょう、すみくら行くの?」と見学会へ行くのが毎回楽しみな様子でした。
いよいよ住暮楽で建てることが決まり、洋介さんと間取りを作っていく打合せが始まりました。最初に図面を見せていただいたときのことはよく覚えています。白黒のものを想像していたのですが、カラーペンで彩色され、間取りのところどころに説明書きが添えられているもので、見ていて楽しくなる図面でした。月に一、二回ほどのペースで行われた打合せがとても楽しみで、打合せ前日まで何を伝えようかと考えることに一日の大半を費やしていたように思います。
図面の打合せを終え、いよいよ着工です。完成予定日の半年前に現場から歩いて一〇分のところに引っ越し、仕事帰りや休日に暇を見つけては家が出来上がっていく様子を見に行くのが楽しみでした。着工からは現場監督の森さんにお世話になり、私の要望や質問に、いつも迅速に対応してくださり大変心強かったです。直接お話があまりできませんでしたが、磯部さんをはじめ大工の方々、左官、電気工事の方々、暑い中毎日丁寧に作業をしていただき感謝しています。
作業も後半戦に入り内装を仕上げていく段階で行われたDIYでの壁塗りは楽しい想い出となりました。夏の時期ということで暑さの中での3日間の作業はなかなかたいへんでしたが、家族全員で塗ることができ、自分たちで塗ったことがよくわかる(笑)味わい深い壁に仕上がったので、挑戦してみてよかったです。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
完成予定日まで、残すところ一月となりました。すまい教室に参加してから約2年が経ちましたが、その間家のことばかり考えていたように思います。仕事をしながらの家づくりはなかなかエネルギーを必要としましたが、そんな日々もあと少しだと思うと、やはり少し寂しい気が致します。でも、これからは時間をかけてきた家に実際に住まい、生活できるのだと思うと楽しみでなりません。外構についてはまだ植栽を増やしていく余地があるので、これから生活をしながらあれやこれやと考えて行きたいと思っています。
住暮楽のスタッフの皆様には、ここまで私たちの家づくりに関わって下さり感謝しています。家づくりでのお付き合いはひと段落することになりますが、餅つき大会、木工教室などイベントなどを催して下さったり、居心地の良いカフェがあったりするので、今後とも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。これからも、住暮楽の素敵な家づくりをかげながら応援しております。ありがとうございました。