家づくりストーリー
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
高台に立つ家
住暮楽さんとの出会い
今から五年前、たまたま通りかかった大徳寺の近くで行われていた見学会。「すぐそこで見学会をしているのでどうですか?」と声を掛けられ、 初めて住暮楽さんのお家に足を踏み入れました。天然素材の無垢の木で作られた内装は明るく、広々とした空間でした。回遊式のキッチンの横にはパントリー、 家族共有の書斎であるSHIP、そして広々としたリビング。「なんて素敵なお家なんだろう」と胸がワクワクしたのを今でも覚えています。突然お邪魔したにも関わらず、高田さんにとても丁寧に説明していただき、他のスタッフの方々もみなさん親切でとてもいい印象の見学会でした。五年後に立て替え予定の我が家もこんな自然素材に囲まれた家がいいなぁと漠然とイメージがわきました。
我が家の立て替え計画開始〜工務店探し〜
初めて住暮楽さんの見学会に参加させてもらってから、五年間、毎月郵送されてくる「すみくらつうしん」を見ながら、こんな間取りがいいなぁ。住暮楽さんのスタッフの方々って素敵だなぁ。 (家作りストーリーを読んで)と思いをめぐらせる日々でした。そして五年後、いよいよ我が家の立て替え計画が始まりました。まずは工務店探し。 家の建築雑誌を買ってきては、自分たちのイメージに近い家を建てておられる工務店を探しました。もちろん住暮楽さんもその候補に入っていたのは言うまでもありません。 主人も私も天然素材の無垢の木に囲まれた家がいいという思いは同じでした。何度か住暮楽さんの見学会にも参加し、私は住暮楽さんの家が気に入っていたのですが、 和風の庭や家を好む主人がI工房を気に入り、まずはI工房を訪問することになりました。そして、和風の外観や内装、庭などについて、主人とI工房の社長さんは意気投合し、話がどんどん進んでいきました。 ただ、思った以上に予算が高くなってしまい、迷いはありました。でも、「主人も気に入っているし、まぁいいかぁ。」と次回契約というところまで話が進みました。 そしてI工房と契約前日、一本の電話が・・・。
住暮楽さんの社長さんからでした。「明日、住まい教室がありますが、どうですか。」とお誘いの電話でした。 この一本の電話が今後の運命を変えることになるとは・・・。今思えば五年前から住暮楽さんとは赤い糸でつながれていたのかも知れません。 しかし、私は「実はI工房と話が進んでいて、明日が契約なんです。」と正直に話をしました。すると「一生に一度の高い買い物。一社だけで決めてしまうのはもったいない。 うちの話を聞いてから決定しても遅くはないのでは。」とお話していただきました。確かに住暮楽さんの家も気に入っていたし、話を聞いてから決めても遅くないな。と思いました。 それから主人と相談し、I工房には契約を少し待っていただき、住暮楽さんを訪問することになりました。
住暮楽さんに決定
最初は社長さんから住暮楽さんの家作りのコンセプトについてお話していただきました。天然素材の無垢の木を使った家づくりについては、I工房とそれ程違いを感じませんでしたが、 断熱材セルロースファイバーや制震ダンパーついては、I工房とは違い、家の構造にこだわっておられる所はとても魅力的でした。 また、家具職人がおられるそうで、実際につくられた家具を写真で見せていただいたのですが、手作りとは思えないほどの洗練された綺麗なライン、おしゃれなデザインに魅了されてしましました。 主人好みの和風な外観についても、外壁の素材などについてていねいに説明していただき、「外観は好みに合わせていくらでも作っていけます。」と力強いお言葉をいただきました。 そして、実際に高田さんに図面も書いていただきました。主人のこだわりでもある大文字山を借景にして庭をながめたい。玄関から庭が見えるようしたい。そしてリビングから大文字山をながめたい。 といった全ての要望がかなえられた図面になっていました。そして何よりも、決め手になったのが、社長さんや高田さん、洋介さんのお人柄が本当に優しく、親しみやすく、 いろいろと相談しやすいことが大きなポイントになりました。 住暮楽さんと話を進めていくうちに、主人も私もこれなら住暮楽さんに任せられる。と気持ちが傾き、最終、I工房をお断りし、住暮楽さんで家を建てることを決めました。
間取り変更
高田さんに書いていただいた間取りをとても気に入っていたのですが、洗面室が狭いのだけが気になっていました。狭いと言っても標準サイズなのですが。何しろ、 うちは朝七時半から八時の間に家族四人全員が家を出るため、朝の洗面室が大混雑なんです。なので、次に家を建て替えるときは広い洗面室がいいな。とずっと思っていました。 そんな矢先、見学会で広い洗面室のお家を見て、「これだ!」と思いました。そして、次の打ち合わせの時に洋介さんに相談すると、「じゃあ、一度図面を書き換えてみましょう。 後から後悔しないためにも。」と快く引き受けてくださり、とてもありがたかったです。 おかげさまで、洗面室は広くなり、さらには洗濯物の室内干しスペース(共働きなのでかなりありがたい)やアイロンがけができる家事スペースも設けることができ、とても満足のいく間取りになりました。
いろいろな要望
地鎮祭や棟上げ式と家族で参加する度に子ども達も家ができるのを心待ちにしていました。少しずつ出来上がっていく家を見に行っては、「ここは自分の部屋、ここはお風呂」 「早くこの家に住みたい」と妄想をふくらませ楽しんでいました。主人が家の西側から見える大文字山の景色にこだわり、窓の位置の変更もお願いすることになり、大工さんには、 いろいろとご迷惑をおかけしたと思います。その他にも、作業が進む中でいろいろな要望がでてきたのですが、その都度、洋介さんと森さんには相談にのっていただいたり 、一緒に考えて下さったり、私たち夫婦のわがままにお付き合いいただいて本当に感謝しています。 「大石さんの家だから大石さんに気に入っていただかないと。」と言って下さった言葉が温かくとても心に響きました。おかげで私たち夫婦が思い描いていた家を建てることができ、本当に満足しています。
住暮楽で家を建てて
我が家の完成まであと一ヶ月。五年前から我が家の立て替えを計画し、いろいろとあたためてきた思いを住暮楽さんに形にしていただき本当に感謝しています。 住暮楽さんで家を建てることとなった運命の電話をして下さった社長さん。いつもにこやかに打ち合わせをして下さり、何でも話せる親しみやすい洋介さん。 丁寧で一つ一つ確認しながら工事をすすめてくださる森さん。打ち合わせの間、いつも子ども達のお世話をして下さった祐子さん。子ども達は住暮楽さんで遊ぶのが大好きで、 いつも喜んで打ち合わせに付いてきてくれたので本当に助かりました。私たちの仮住まいまで何度も図面を届けてくださった上野さん。寒い中、毎日丁寧に作業をして下さり、 私たちの多様な要望にも柔軟に対応して下さった大工さん。本当に素敵なスタッフの方々と家作りができたことをとてもうれしく思います。 また、住暮楽さんのイベント「木工教室」や「珪藻土泥だんご作り」にも参加させていただきました。たくさんのお施主さんが参加され、本当に楽しいイベントでした。 こんな風にOBの方ともずっとつながりを大切にしながら家作りをされている住暮楽さんって本当に素敵だなぁ。私たちもずっとお付き合いしていきたいなぁ。 とイベントに参加するたびに心が温まる思いでした。我が家の完成まであと少し、これからも末永いおつき合いをよろしくお願い申し上げます。
(すみくらつうしん 2015年1月号より、転載)