家づくりストーリー
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
3人育児の為の家づくり
きっかけ
住暮楽さんとの出会い
そんな中、夫の母の友人の息子さんのお嫁さんが建築関係の仕事をしている。そして、その息子さん夫婦が最近家を建て、それがまた色々なコダワリが詰まったお家で、 その上お嫁さんはその会社が気に入って就職してしまった…という話をききました。そのお嫁さんとは何を隠そう住暮楽の上野さんです。 そんなご縁から私達は住暮楽さんと出会いました。そして、何の予備知識もなく完成見学会に出かけて行ったのです。 見学会のお家はログハウスのようで素敵でしたが、立派すぎて私達には現実的ではありませんでした。覚えているのは薪ストーブが暖かかった事とOMソーラーって何?と思ったこと、 そして拗ねて外にいた長男が気になって貴重品の入った鞄を置き忘れたことぐらいです(笑)。 その後、個人的に上野さんのお家を見学させていただきました。とっても居心地のいい素敵なお家でした。 木の香りがして暖かく家族の気配が感じられる私たちの理想の家でした。 しかも、上野さんのお家には、家具・家電・雑貨・食器と我が家と同じようなものがいっぱいで、すごく親近感がわきました。 新築するなら住暮楽さんにお願いしよう!と決めました。その後出産間近となり一旦家のことはストップしました。
再始動
二女が産まれると家のことなんて考えていられない日々でした。そして夫の職場から離れた土地に家を持って、母子家庭状態の時間が増えるくらいなら家なんていらないと思い、 家の話は無期限で延期することにしました。そんな中、二女が三ヶ月の頃、長男のお友達の家に遊びに行きました。 その時、家の前で走ったり、自転車に乗ったり、縄跳びができること、階下への騒音を気にしないでいいことを羨ましく思いました。そしてまたムクムクと家がほしい!という気持ちが湧いてきました。 住暮楽さんでの新築を前提に再び土地を探しましたが、やはり見つかりません。また、五人家族には一体どれぐらいの広さの家が適当で、そのためにはどれぐらいの土地が必要なのか 分かりませんでした。そこでまずは土地を探すにあたってのヒントや資金計画などについて社長さんにお話を聞かせていただきました。そのヒントをもとに再び土地探しをしますがやっぱり見つかりません。 そんなある日ポストに入っていた不動産広告にそれなりの広さで、私たちの手が届きそうな価格の土地が掲載されていました。しかも建築条件ナシ。 住暮楽さんにも相談し、比較的優秀な土地と言っていただいた事もあり、購入を決めました。
設計・工事
住まい教室も終わり、いよいよ設計に入りました。私たちの希望を伝えると、高田さんがサッサッサと間取りを書いて下さいました。 そして一言。「これ以上の間取りはないです。」と言われました。プロが言うのだからこれ以外ないのだろうと思い、「はい、ではこれでいいです。」とあっさり決定しました。 土地の条件に私たちの希望を反映させるとこの間取りしか無理ということでした。真夏の設計が終わり、二女がハイハイ、つかまり立ちを始めた秋、着工、上棟と家作りが進んでいきました。 なかなか見学に行けませんでしたが、行くとその度に家作りが進行しているのが分かり嬉しくなりました。 また、図面の通りに家なんていう大きな物を作り上げていかれる大工さんの職人技の素晴らしさにも感激しました。
真冬の壁塗り
壁塗りに関しては…(笑)。今シーズン一番の寒さの中、十一ヶ月の二女をおんぶしての作業。 かがむと背中で泣きわめかれ、思うように進みません。不器用な私達には作業自体も難しく、時間的にも精神的にも、もう無理と思い「残りはプロにお願いします。」と、ギブアップ宣言しました。 が、結局手伝ってもらって進めることになりました。 おかげで、家の隅々まで知ることができ、新しい生活のイメージも膨らみました。 いい経験でしたが、DIYはもうお腹いっぱいです(笑)森さんが手伝って下さった時、私には後光が差して見えました。
終わりに
家の完成が近づくと共に私の育休も終わりが近づいてきました。お腹の中にいた二女ももう一歳。いっちょ前に歩いています。思えば育休中でなければ注文住宅なんて無理だったでしょう。 私たちが家を建てるきっかけと、それに必要だった時間を育休という形で与えてくれた二女よ、ホントにありがとう。 そして、快くお家を見せて下さった上野さんはじめスタッフの皆様、素敵な我が家を作って下さりありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
(すみくらつうしん 2014年3月号より、転載)