家づくりストーリー
住暮楽で家を建てられたお客様自身の文章を掲載しています。家づくりのヒントになれば幸いです。
薪ストーブの炎を楽しむ家
「自宅に薪ストーブがある。」そんな事を言えるなんて夢にも思っていませんでした。気温が下がるにつれて、薪ストーブへの楽しみがどんどんと膨らんできています。薪ストーブの炎を眺めながらゆっくりとコーヒーを飲み、一家団欒できる日がとても待ち遠しい今日この頃です。
私が住暮楽のことを知ったきっかけは、職場の上司の話からでした。
今のアパートを契約した時から次契約更新される2年までの間に家を建てたいと強く考えていました。けれど漠然とした想いだけで全く家のことを妻と2人で話す機会がありませんでした。刻々と時間が過ぎたある時たまたま職場で家の話になり、上司の知り合いの方が住暮楽で家を建てていてそれが良かったと聞き、すぐ妻に”住暮楽っていう工務店が良いらしい”とLINEで伝えました。すると、すぐにホームページの写真を見て「家の外観が特に好き!こんな家に住みたい!」と家の写真のスクリーンショットを撮って送ってきました。これは1回事務所に足を運ぶべきだと考えました。
しかし、どのような順序でどのように家づくりをスタートすればいいのか、右も左も分かりませんでした。そんな時に目に飛び込んできたのは住まい教室の案内でした。とにかくまずは話をきくべきだと思い、住まい教室に参加させていただきました。住まい教室では会長さんがとても丁寧に家づくりについて話してくださり、必要なことや知っておくべきことを学ばせていただきました。住暮楽の家に住みたい、住暮楽で家を建てようと決心しました。その後、住宅見学会に参加させていただき、衝撃の出会いがありました。
ちょうど2月で寒い時期、扉を開けてお邪魔させてもらうと開放感のある土間・リビングに驚きながらもさらにびっくりしたのが暖かさでした。辺りを見回すと、土間の一角にあった薪ストーブが目に入ってきました。燃える薪のパチパチする音、燃えている炎、ストーブからの優しい温もりが合わさったその空間の雰囲気の良さに五感ですごく衝撃を受けたことを今でも覚えています。
「薪ストーブの炎を眺めて暮らしたい。」「薪ストーブをつける以外に考えられない。」私の頭の中は薪ストーブでいっぱいになりました。
そして見学の時間が終わり、まだ私たちは土地すらも決めていなかったので藤田さんに不動産屋を紹介していただきました。その見学会からの足で頭は薪ストーブのことを考えながらその不動産屋に直行しました。不動産屋でも絶対に薪ストーブは諦めたくないことを伝え、社長にも現地を見てもらい、薪ストーブをするにうってつけの土地を見つけていただきました。けれど決して便利とは言えない場所です。最初妻も少し悩んでいましたが、良心的な不動産屋の方と社長がかなり連携して連絡を取り合って下さって、まだ土地も決まっていないのにも関わらず社長から妻に電話があり、どんな家に住みたいか、こだわりはあるか尋ねてくださり、後押しになるようにと書いてくださった図面に心を掴まれました。それに妻も納得して今の土地に決めました。
設計段階に入った頃は息子も小さく歩くのを覚えたてくらいのかなり好奇心旺盛で動き回りっぱなしの時期でしたが、事務所にいる方々が温かく、ずっと息子とお話しして遊んでくださりました。安心して息子と伺える空間で居心地も良く、毎回の打ち合わせに行くのが本当に楽しみでした。しかしプランを立てていく中で現実問題用意できる予算は限られています。社長はその中で私たちの譲れないところは受け入れて話を聞いてくださり、必ずこの土地では必要な事を分かりやすくひとつひとつ説明した上で次の提案をすぐに出していただいたりと本当に親身になってもらいました。打ち合わせで上手く私や妻が言葉にできない事も汲み取って消化してもらえ、図面に反映されていく様子は本当にありがたく、住暮楽で頼んで良かったなあとつくづく感じました。なによりも色合いやデザインを決める時には社長や森さんと気が合い、スムーズに決まっていくことがありがたかったです。木の温もりの中にも浅葱色で仕上がったワンポイントの壁はお気に入りです。
無事に設計も終わり、いよいよ着工に入り工事が進んで上棟してからは建つのが待ち遠しくてほぼ毎週現場を見に行き、外からでも香る木の良い匂いを感じて癒されていました。
さらに大工さんの職人技を目の当たりにし、すべて手作業で家の外観から、中まで出来上がっていくのを見ていると簡単に言い表すのがもったいない程感動しました。
「はやく2月にならないかなぁ。」最近妻と口癖のように言い合っています。これほどにも楽しく、新しい生活がわくわくするような家づくりができたこと、妻と共に本当に感謝しています。
岸本社長をはじめ、住暮楽の方々にはお世話になり、感謝してもしきれないほどです。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
(すみくらつうしん2022年1月号より転載)